令和アレンジ×90年代テイストポップスバンド、Neontetra(ネオンテトラ)。

メンバーはVo.『セイカ』、Ba.『ヒデユキ』という2名編成。


早稲田大学の軽音サークルで出会い、2013年より活動を開始。

楽曲は、“抜群のキャッチーさ”や “切なさ”、“温かみ”といった1990年代の音楽に見られたメロディーラインと、

令和時代の音楽のトレンドを取り入れたアレンジで作られる、

時代を融合した「懐かしくも新しい音楽」を発信し続けている。 


ある年代の人には懐かしく響き、ある年代の人には新鮮に聞こえてくるその音楽は幅広いファンを惹きつけ、

2020年12月にメジャーデビューを果たした。 


「人を元気にしたい。応援したい。自分たちの体験談を楽曲に綴ることで、頑張るあなたに寄り添いたい」

というコンセプトを持ち、一方で「地方創生アーティスト」としても活動。

メジャーデビューシングル『時の旅人(たびと) ~令和ゆかりの地・太宰府のうた~』は、

Vo.セイカの出身地である福岡県太宰府のイメージソングとなっている。 



・Neontetra「時の旅人 〜令和ゆかりの地・太宰府のうた〜」MV(2020年12月2日発売)

 



メジャーデビューシングルであり、太宰府のイメージソングでもある楽曲『時の旅人』。

元号「令和」の典拠となる歌(「万葉集」に収録)が、

奈良時代に、セイカの故郷・太宰府市で詠まれたといわれており、

故郷を音楽で盛り上げるために制作された1曲だ。


作詞は太宰府出身のベストセラー作家『岡崎琢磨』(代表作「珈琲店タレーランの事件簿」)が担当しており、

歌詞には太宰府にゆかりのあるワードが散りばめられている。

また、歌詞≪あなたに会いたいと≫と歌うサビでは、言葉の通り「会いたい」という意味と、

「〇〇と」という文末に「と」をつける博多弁とのダブルミーニングになっているなど、

小説家ならではの歌詞のギミックも魅力的。 


音楽的には、自然あふれる雄大な雰囲気や、長い歴史や伝統を思わせる大和感のあるサウンドに心を奪われる。

それもそのはず、この楽曲には「ファ」と「シ」にあたる音を使用しない

日本古来の「ヨナ抜き音階」で制作されている。


日本伝統の和楽器の音色も相まって、DNAに刻まれている懐かしい記憶が刺激されることだろう。

また、ミュージックビデオには、太宰府市出身の広瀬香美氏が出演している。

Neontetraが直接オファーしたというから驚きだ。太宰府天満宮などの観光名所11か所で撮影され、

また、冒頭の合唱パートは太宰府市民100名の歌声も収録されているという。

まさに「太宰府の魅力あふれるMV」に仕上がっている。



・【MV】Neontetra「START!」(映画「カメラを止めるな!」秋山ゆずき主演)

 



2018年4月にリリースしたミニアルバム『Eternal』のリードトラック。

「みなさんに歌ってもらえるようなサビのフレーズに力をいれた」という言葉通り、

軽やかさとオープンな雰囲気を感じさせる、華やかなキャッチーさが魅力の1曲だ。


ここにあるキャッチーさとは、まさに1990年代を思わせるようなメロディーのキャッチーさだ。

今でも語り継がれるような「ジャンプ」アニメのオープニング楽曲・エンディング楽曲、

あるいはドラマ主題歌のように、一聴して耳を奪われるキャッチーさがある。


タイトルとなっている『START!』からも分かる通り、歌詞には新生活や新しい環境、

新しいことへ挑戦する人に向けたメッセージが込められている。

そのサウンド感、その言葉に背中を押され、ぐっと前向きになっていける1曲だ。


またライブでは、サビに入る前にVo.セイカが腕を上げる振り付けがあり、

ライブでの一体感が抜群で盛り上がるのだと話す。



・【MV】Neontetra/Step by Step ~合格祈願~(受験生応援ソング)

 



太宰府市出身のセイカ。自身が受験の際に、

「学問の神様」が祀られている同市の「太宰府天満宮」にて合格祈願をしてきたという。


そんな経験から、「自分の合格・資格試験・就職などの経験や、

縁起のいい太宰府の地から受けてきた幸運を届けたい」

と思うようになり制作した「受験生応援ソング」だ。 


受験や、何かのチャレンジに対して、応援する言葉を送る楽曲は珍しくはない。

しかしこの「Step by Step」には、歌詞の中にはっきりと≪合格祈願≫という言葉が入れられている。


言葉には魂が宿るもの。そんな強い言葉に導かれて、

「合格のための運気」が本当に上がっていくような気分になってくる。

この「Step by Step」は、そんな不思議なパワーを持った楽曲だ。


制作したセイカは、「受験というのは、綺麗事ばかりじゃないネガティブな気持ちの時もある。

そこもあえて歌詞に入れることで、単なる応援・励ます歌というではなく、

受験生の心に真に寄り添える歌を作った」と話す。


自身の内面と闘っているような、セリフ的ともラップ的ともいえるパートにも注目してみてもらいたい。

今後の目標を尋ねてみると「コロナが落ち着いた頃に、太宰府市でコンサートやりたい。

音楽で故郷の地を盛り上げていきたい」と話してくれた。


直近の目標については、「メジャーデビューシングル『時の旅人』を広めていきたい。

配信にも力を入れていきたい」とのことだ。

その音楽で、地元は勿論、一人一人の心も照らしてくれる彼女たちのこれからには、要注目。



【HP】

http://neontetra.jpn.com/


【Twitter】

https://twitter.com/Neontetra06

【YouTube】
https://www.youtube.com/user/neontetraofficial