青森県出身の鉄道アイドル、伊藤桃。

2016年にはJR全線を完乗し、2019年には小田急線全駅で下車。

今までに鉄道に関する書籍も2冊出版している。

好奇心旺盛で知らない土地に行くのが好きだったという彼女は、それと同じくらい歌うことが好きだったという。

好きなアーティストは水樹奈々とコメントをしており、伊藤の音楽のルーツはアニメにある。

ライブにおいて初見のファンから「水樹奈々さんをリスペクトしてそう」と言われたこともあるという。

そんな彼女のステージングは、とにかく優しく綺麗に歌い上げる。

そしてその眼差しとパフォーマンスでファンを魅了する。

今日紹介するビデオは伊藤のワンマンライブの様子である。

鉄道イベントはもちろん、テレビやラジオ、

映像や舞台とマルチに活動をする伊藤だが、音楽の才能も遺憾無く発揮してファンを魅了する。

そんな、たくさんの魅力を持つ伊藤桃の音楽に迫っていきたい。

伊藤桃 『ちゅーしてぎゅってして』(バンドver.)

普段の公演とは雰囲気の違う、バンド編成でのライブ。

会場のファンのコールからも感じ取ることができるライブの熱気は、

伊藤のステージングの素晴らしさが故なのであろう。

振り付けやちょっとした仕草から感じ取ることのできる「アイドル伊藤桃」は、

ファンにとって垂涎であるが、歌うその表情は真剣そのもので、

「シンガーでありアーティストである伊藤桃」も垣間見ることができる。

伸びのあるその歌声は、聴きやすいだけでなく、

ダイナミクスに富み、感情を縦横無尽に揺さぶってくる。

ライブ本編はDVDで販売が行われており、

下記公式ストアから購入することもできるので、ぜひチェックして欲しい。

こちらは前述したバンド編成とはまた一味違う、アコースティック編成でのナンバー。

バックバンドの音圧が減った分、伊藤のボーカルが前に出る形となった本ビデオでは、

さらに伊藤の魅力を繊細に感じることができる。

会場に集まったファンたちもいつも以上に聴き入っている様子で、

なかなかアイドルのライブに於いて見ることができないような景色を見ることができた。

そこはかとなく暖かい気持ちになる優しい冬のナンバーを、ぜひこの時期に聴いてみて欲しい。

役者、アーティスト、アイドル。たくさんの表情を持つ彼女だが、

意外にも渋い居酒屋さんが好きだという。近付き難くなりがちなタレントかと思いきや、

親近感も持ちあわせている伊藤。その魅力に取り憑かれたファンも多いのではないだろうか。

たくさんの表情がそのまま魅力に変わっている伊藤桃。

もはやアイドルという枠に収まらない彼女のこれからの活動に、期待して止まない。

2021年は年初からライブを行うなど、

伊藤にとって今年はさらに躍進の年になるようだ。

ぜひライブ会場で彼女のライブを体感して欲しい。

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