「Next Standard Japanese Pops」を掲げ、東京を拠点に活動するバンド、shannons。
メンバーはVo&Gt大濱健悟、Gt&Cho内田心晴、Dr&Cho鳥越万紀雄、Ba&Cho上野詩織の4人。
2018年1月に活動を開始したshannonsは、始動ライブの開催と同時に1st single「ニュースーパーウェポン」を
会場限定リリースするなど、ライブと作品制作の両面で出だしから勢いよくスタートダッシュを切った。
同年10月にはクラウドファンディングを175%の達成率で成功させ、翌2019年4月には1stフルアルバム「クロールで旋回しながら」を
リリースし、同時にライブハウス新宿SAMURAIにてリリースワンマンライブを開催したりと、着実に実績を重ねて支持を広げてきた。
コロナ禍の中でも可能なかたちで活動を継続し、2020年にはミニアルバム「リズミックな日々」のリリースを皮切りに
6ヶ月連続リリースを敢行。バンドとしての世界観を進化させながら表現を続けている。
・shannons 『春風』
2020年4月に配信限定でリリースされた2nd single「春風」。
バンドメンバーが遠距離になり、それにコロナ禍が重なってしまったことで、リモートオンラインで制作した作品だそうだ。
とある映画がテーマになっているというこの曲は、タイトル通り「春」の情景をイメージした一曲。
ノスタルジックな詞世界と哀愁を誘うエモーショナルなサウンド、メロディが一体になって聴き手の感情を揺さぶってくる。
宅録収録だったからこそ、電子音を入れたりと工夫や挑戦を取り入れたという。
shannonsの新境地を見せる一曲としても注目だ。
・【Music Video】 shannons『write』 Official Music Video
バンド活動2周年記念として制作・発表された2020年リリースのミニアルバム「リズミックな日々」。
その収録曲のひとつ「write」は、どこかメロウな音像と浮遊感が心地よいミディアムナンバー。
歌詞はバンド内でコンペを行い、Dr&Cho鳥越の案が採用されたという。
等身大のストーリーとメッセージを飾らない言葉で描く詞世界が、
ゆったりと広がるサウンドとマッチしてより抒情的な世界観を生み出している。
自主制作で手がけたというMVと併せて注目しながら聴いてほしい。
・【Music Video】 shannons『深海』 Official Music Video
1stフルアルバム「クロールで旋回しながら」の収録曲であり、バンドの代表曲でもあるという「深海」。
どこかファンタジックな歌詞の描写にはリアルな人間の心情も込められていて、
シンプルに洗練されながらも緩急豊かなバンドアンサンブルが合わさることで、
曲に込められたストーリーがより鮮明に伝わってくる。
ファンからも人気が高い一曲だそうで、shannonsというバンドを知る上でまず聴いてほしいナンバーだ。
コロナ禍でこれまでのようなバンド活動を行うことが難しい現在は、
メンバー各々のスキルアップの時間だと思っているというshannons。
バンドとしての活動ペースはスローになっているが、
これからもより多くの人に音楽を聴いてもらえるようになりたいそうだ。
これまでのリリース作は各種サブスクリプションサービスでも配信されているので、
まずは彼らの楽曲に触れ、その音楽世界を体感してほしい。