大阪・高槻発のスリーピースバンド、FiSHBORN。

Gt./Vo.『前田小春』とBa./Cho.『川添沙月』によって、中学3年生の時に活動をはじめる。

2019年にDr./Cho.『かほすけ』が正式加入し現体制に。

掻き鳴らすギターと疾走していくベースライン、そしてワイルドかつ的確なドラミングで真っ直ぐなロックサウンドを鳴らす。

メロディーにはどこか牧歌的なムードが宿り、フォークソングにも似たものを覚える。

熱量の高いロックサウンドとそんな美しいメロディーの対比が生み出すのは、得も言われぬエモーショナルなノスタルジー。

2020年までに3枚のシングルと１枚のミニアルバムをリリース。

そして2020年11月、初の全国流通盤シングル『ルミナスブルー・バリアブル/箕面線』を発売。

2021年２月には名古屋での冬の超大型サーキットフェス『でらロック 2021』に出演。

R.A.Dでの大トリを務めるなど、現在進行形で注目度を上昇させているロックバンドだ。

2019年11月リリースの1stミニアルバム『瞬き』のリードトラック『夜を抜けて』。

「愛する音楽がいつでも近くにあったことで自分自身が何回も救われてきたことや、

ライブハウスで音を鳴らしたときの初期衝動を忘れたくないと思ってこの曲を書きました。

初めてのツアーをこの曲と走り切ったとき、

本当の意味でこの曲が自分たちのものになったような気がしました」と話す1曲だ。

荒々しく切り裂くようでありながら、豊潤。

そんな心地よい歪みの海を抜群の疾走感で鳴らす。

≪最高速度で走って行く≫そのサウンド感は青春そのもの。

それは誰かにとっての青春とリンクし、聴いていると自然と泣けてくる。

きっと聴き終えたとき、≪なんにもいらないよ 簡単でいいよ≫≪たった3コードでよかったんだ≫

とシンプルかつ最高の答えにたどり着くだろう。

2020年11月リリースの４枚目のシングル収録曲。

Vo./Gt.の前田はこの曲に対して「本当に大切なものは、目に見えなくても、

手の届くような近くになくても必ずそこにあること。そのことに気づいてそれをしっかり見つめることが、

わたしたちの暮らしの支えになっているなあと思います。

なにかと息苦しさを感じることが多かった2020年でしたが、この年があったからこそできた歌です」と話してくれた。

まさにフォークソングのような牧歌的なメロディーラインを、真っ直ぐな弾き語りで歌う。

じんわりとその歌声と歌詞が心に沁みてきたかと思えば、

サウンドはバンドサウンドへと一変。溢れる疾走感でぶち上げる。

そんな構成で心を持ち上げながら、大切なことやものに想いをはせ、

改めて大切にしたい、感謝したいと思わせてくれる１曲だ。

同じく2020年11月リリースの４枚目のシングルに収録されている楽曲『箕面線』。

イントロやアウトロのメロディックなギターソロと、全体を包むシンプルなバンドサウンドが心地よい1曲だ。

普遍的な美しさを放つメロディーラインも格別で、最初の１フレーズから終始心を掴まれる。

そんな耳を奪うメロディーラインの中で描かれているのは、

「自分では忘れた気になっていた記憶が、思い入れのある場所にはまだ残っていたりして、

そこを訪れるとふいにその頃の気持ちを思い出すというのは誰しも経験したことがあると思います。

心の中の思い出に優しく触れるような気持ちで書きました」という言葉たち。

まさにいつかの思い出に触れるような、懐かしさすら感じる感傷的で美しいこの楽曲は、

きっといつかの誰かの思い出になるだろう。

前田「バンドとしての芯を強くする年にしたいです。音楽的スキルの向上はもちろん、

どういうバンドでいたいか、どんな自分たちでいたいかをぶれずに持ち続けたいです」

川添「出会いの1年にしたいです。2020年はコロナの影響もあり、ツアーや関西以外でのライブを思うようにできなかったので、

今年は全国リリースしたシングルと共に各地をまわって、たくさんの人に出会いたいです」

かほすけ「今年は"初めて"を沢山経験できる年にしたいです。まだ行ったことのない所やまだ挑戦していない事など、

色々なことにチャレンジできる1年にしようと思います」

さらに、今後チャレンジしたいことにも同様に、３人それぞれが回答。

前田「FiSHBORNとしての武器を増やす。自分たちのやりたい音楽の幅がどんどん広がってきているのを感じるので、

その気持ちに素直に、“FiSHBORNらしさ”をいい意味で裏切り続けられるバンドでいたいです」

川添「個人的には、いろんなジャンルの音楽をきいてベースを深く追究したいです。

Instagramのストーリーとかで弾いてみた動画もあげてみたいなと思っています」

かほすけ「1月末にアコースティック形態でインストアライブを行ったのですが、そこでこういう形の音楽も楽しい！と凄く感じたので、

そういったバンド形態以外の形でもライブできる機会を増やしていけたら面白いなと思っています。

あと、個人的には作詞作曲にも挑戦してみたいです」

直近の目標でいえば「無事にツアーを回り切ることです。いまツアーを決行することにわたしたちが見出している意味を、

しっかり裏付けられるようなライブを積み重ねていきたいです(前田)」、

「2月から本格的にツアーがはじまるので、とにかくツアーを頑張りたいです。FiSHBORNらしさも持ちつつ、

見た事のないFiSHBORNも届けれるように、よりパワーアップしたいです(川添)」、

「2月からのリリースツアーを、無事に回り切ることですね。そして成長した姿でツアーファイナルのステージに立ちたいです。

タイトルの通り、きらめきをなぞりに行きたいと思います！(かほすけ)」と、３人ともツアーに意識を集中させている。

まずはそんなツアーに注目しつつ、彼女たちのこれからを追いかけていこう。

【YouTube】

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【HP】

https://9353743197.amebaownd.com/

【Twitter】

https://twitter.com/fborn_official?s=20

【ライブ情報】

2021/04/09(金)

【リリース情報】