広島を拠点に全国へ向けて活動を広げる女性Vo.ロックバンド、AINSEL。
2021年3月には自身2枚目のアルバム『LIBERATION』をリリースし、29都市35公演の大規模ツアーを敢行。
同年8月1日、広島clubQUATTROにてツアーファイナルを迎える。
この度更に、10月10日より5th Single『プロローグ』をリリースし、リリースイベントとツアーファイナルの
両公演をワンマンライブで臨む、新たな挑戦のツアーへ繰り出す。
・AINSEL - プロローグ [Official Music Video]
作詞RiKu.、作曲Hiroという体制で創り上げた楽曲『プロローグ』。
2021年10月10日にリリースする5枚目のシングルの表題曲だ。
これまでのAINSELの歌詞には比喩的なものが多かったが、
この曲では≪過ぎた日が何時でも懐かしいけど先を見つめて進むしか無いから≫と、ストレートな言葉で描く。
そしてそこには、自分たちの近況とリンクさせたメッセージが込められているのだ。
それゆえその言葉は、聴く者の心をがしっと掴み、未来に向かわせてくれる。
力強く鳴らされているサウンドの疾走感、寄り添うようでもあり引っ張ってくれるようでもあるボーカルもまた同様。
聴けばきっと、辛い日々の先に目を向けられるはずだ。
MVは2nd Album『LIBERATION』ツアーのダイジェスト映像を中心に構成。
オフショットやリリースイベントなどの映像も使われており、ツアーの思い出のような作品にもなっている。
楽曲も含め、見ているとライブに行きたくなるだろう。
・AINSEL - トワイライト [Official Music Video]
Vo.RiKu.が初めて作詞作曲を手掛けた楽曲『トワイライト』。
RiKu.の父親が2年前に他界。その際に感じたことを歌った曲だ。
「近くにいるうちには、その存在の有り難さや大切さに気が付きづらいところがある。
この楽曲にはそんな、失って初めて分かる思いや、もう一度会えたら、という父親に向けたメッセージが込められている」。
そんなメッセージ性の強い楽曲を歌う彼女の歌声には、たっぷりと感情が込められており、一つ一つの言葉に切実さが宿る。
感動的なメロディーラインも相まって、聞いているうちに込み上げてくる人もきっと多いのではないだろうか。
メロディーラインはRiKu.が作り、それをメンバーと共にアレンジ。
結果、壮大なバラードナンバーとなった。
それは「父親が生きているうちに一緒にお酒を飲みたかった」という願いを再現したもので、改めてぐっとくる。
・AINSEL - ONE LIMIT [Official Music Video]
曰く「ライブで映えるような、攻撃力のある楽曲。是非ライブハウスに直接浴びにきていただきたい」という楽曲『ONE LIMIT』。
この楽曲は、RiKu.自身がボーカリストとしてどうやっていこうかと、とても思い悩んでいる時期に作った作品。
それもあってか、そこには≪正解、不正解だなんて誰が決めたんだ≫と、パワフルな言葉が並ぶ。
「もやもや、苛立ちには負けない、という気持ちを書いた」と話すそんな歌詞の力強さや、
「初めてこの楽曲のデモを聞いた時、この曲で強気になれる感覚があった」というまさに攻撃的なバンドサウンドによって、
彼女たち自身をも鼓舞する楽曲となっている。
そしてそれはもちろん聴く者にも伝染する。みんなで一体となって湧き上がる1曲だ。
このギラギラしたギターサウンドや太くて厚いリズム隊の音、熱いボーカルを聴いてアガらない人はいないだろう。
「今後は47都道府県をまわる大規模なツアーもやっていきたい!色んな土地の方々に会いに行きたい」と、
この先の展開についても期待が高まる言葉をもらっているので、地元で直接音を浴びられる機会を楽しみにしつつ、
その活動を追いかけていこう。
【リリース情報】