関西在住のソロアイドル、文坂なの(あやさかなの)。
元々は『エスパーなのたん』名義で活動を開始。
そして活動4周年の2020年4月、現在の『文坂なの』名義に変更。
エスパーなのたん時代は、王道アイドルをイメージする楽曲から、最近の流行を取り入れた楽曲まで、
コンスタントに様々なジャンルの音楽に挑戦していた。
しかし「一つのジャンルに特化した音楽をやりたい」という思いで、名義を変更。
現在は、「令和の昭和っぽい曲、昔っぽいけど新しさもある音楽をやっている」と話す。
昔から昭和アイドルの曲をよく聞いていたという彼女。
小学生の頃より当時のアイドルが好きになり、
「理想のアイドル像が一昔前のアイドル」というほどにリスペクトしている。
昨年2020年には1stワンマンライブを開催予定も、新型コロナウイルスの影響で延期に。
その後なかなか従来通りの活動も難しくなっていってしまったが、10月に主催ライブを開催。
以降、入場制限をかけたり、配信ライブという形だったりで、月に2〜3本ペースでライブに出演。
そして2021年5月15日には、延期になったワンマンライブの振替公演を大阪・難波meleにて開催予定。
お昼はブッキングライブ、夜にはワンマンが開かれる。
「1年間我慢した分をぶつけたい」と意気込みを語るそんなワンマンライブにも注目の、ソロアイドルだ。
・愛わずらい / 文坂なの【Official Music Video】
2021年1月31日にリリースした文坂なの1stシングル『愛わずらい』の表題曲。
作詞・作曲は佐々木喫茶。
元々面識はなかったが、自己紹介と自分の持ち曲数曲を送り、自ら作曲を依頼。
テーマは“昭和っぽさ”だったが、もとより氏の制作する楽曲が好きだったので、お任せした部分も多かった。
ただタイトルには「“愛”という文字を入れて欲しい」とお願い。
また、普段は作詞もする彼女だが「愛について自分で書ける気がしなかった」とのことで、歌詞もそのまま依頼。
そうして出来上がったのがこの楽曲だ。
浮遊感の漂う電子音と、昭和感のあるレトロなムード。
そこに彼女の自然体な歌声がマッチし、まさに“懐かしくも新しい”雰囲気を創出。
キャッチーなのに切なげなメロディーラインと歌詞も胸に残る、中毒性の高い1曲となっている。
・エスパーなのたん1stミニアルバム「Ephemeral」視聴動画
エスパーなのたん名義での1stミニアルバム『Ephemeral』のトレーラー動画。
『Ephemeral』はダンサブルなサウンドにマッチする、クールな歌声を聴かせる1曲。
エフェクトとその歌声の相性の良さも認識できる。
続く『SEA-SIDE BLUE』では疾走するロックサウンドに乗せて、明るく華やかで愛らしい歌声を響かせる。
かと思えば爽快感のあるバラードナンバー『Noah』に乗せるのは、透明で透き通る歌声だ。
楽曲ごとに様々な歌声を聴かせるこの作品は、「自分に合う曲を模索しながら歌っていた部分もあった」という、
挑戦的な意味合いも持つ作品となっている。
特に思い入れが強いのは5曲目『あいもかわらず』。
「一番悩んでいた時期に、ちょっとだけ明るい歌詞を書いた」という1曲で、
≪あの日描いた未来とは少し違った今だけど あいもかわらず僕は君の側にいる≫と歌う歌詞が印象的。
各種サブスクリプションサービスでも配信中なので、是非フルレングスで聴いていただきたい。
今後やりたいことについて尋ねてみると「これまでは主催ライブを大阪でしかやったことがなかったので、
東名阪で行っていきたい。いつも応援してくれているファンのみんなをもっと広い会場に連れて行きたい。
今の一番の目標は憧れの恵比寿リキッドルームでワンマンライブをすることです!」と、話してくれた。
敬愛するサカナクションにもゆかりがある同地でのライブや
東名阪での主催ライブの実現を楽しみにしながら、その活動を追いかけていこう。
また上述の通り、現在は各種サブスクリプションサービスにて、
エスパーなのたん時代の楽曲から現在の文坂なの名義の楽曲まで、全曲解禁中。
まずはそこで、これまでの軌跡に触れてみると良いだろう。
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