Rockな楽曲で全国を駆け回るレーシングアイドル、早乙女麗那。

その肩書の通り特技はドリフトで、タイムアタックやドリフトの大会出場経験があるというのが一つの特徴。

学生の頃に三栄書房『ドリフト天国』の大会に参加したのがきっかけで車好きになった。

その後レースクイーンやイベントMCなどを経験しつつ、

イベントのオープニングアクトで歌ったことがきっかけでアイドルとしての活動をスタート。

作詞は全て自身で担当している。

また、音楽活動以外に地上波TVやラジオのレギュラー等も持っており、

2021年にはU-wave放送局の番組を広めるインフルエンサー

『びわ娘wavers』の初代リーダーに就任と、幅広く活動を展開中。

2ndフルアルバム『FULLTHROTTLE』収録曲。

『Fly So High』というそのタイトル通り、そしてこの楽曲が収録されているアルバムのタイトル通り、

まるで空高くまでフルスロットルで駆け抜けていきそうな、疾走感とパワフルさを兼ね備えた１曲。

≪駆け抜けろ明日へ≫と歌う歌詞のメッセージ性、

そして鋭くも力強いロック魂に溢れた歌声もまたそのムードを強くする。

何かに疲れたり心が折れたりして前が見えなくなることも、生きていればたくさんあるだろう。

そんな時、心にエネルギーをチャージしてくれる存在が必要になる。

この楽曲はきっと、誰かにとってのそんなエネルギー源になりえるだろう。

2019年5月リリースの5thシングル『Fluegel』の表題曲。

重たくも疾走感の高いロックサウンドや、印象的なリフにも心惹かれる１曲だが、

この楽曲で特にポイントとなるのはやはりそのキャッチーなメロディーライン。

AメロからＢメロ、そしてサビに至るまで終始キャッチーで耳なじみの良さは抜群。

サウンドは時にぐっと重たさを増すこともあるのに、メロディーラインはとことんキャッチーなのだ。

アニメのオープニングやエンディングとして採用されていても何の違和感もないほどに。

そしてそんなキャッチーなメロディーにさらなる彩りを加えているのが、彼女の華やかな歌声だ。

エッジが効いていてパワフルなだけではなく、

パッと視界が広がる華やかな歌声の持ち主だということが分かるだろう。

2017年にリリースされた1stシングル『CRISIS』のショート動画。

この楽曲『CRISIS』は≪絶望の赤に染まる空に悲鳴が反響する 腐りきったセカイに爪を立て 

自由を掴み取れ 踏み出すことに怯えていた自分にサヨウナラ≫と歌う背中を押してくれる１曲。

やはりパワフルで疾走感のあるロックサウンドに、

どこかゴシック感のある雰囲気をまぶして美しさを加えたそのサウンド感によって、

その言葉たちはまるで物語の主人公の叫びのように飛び込んでくる。

だからこそすっと心に入ってきて、足に力をこめさせてくれるのだ。

そんな音に、そしてその言葉に歌声に、彼女のカッコよさが詰まっている１曲だ。

その活動を通して「夢を諦めないということを伝えていきたい」という彼女。

それは楽曲の歌詞に込められたメッセージ性からも明らかだといえるだろう。

また今後、「自動車業界にも携わっていきたい」という思いも抱えている。

そんな今後の展開もさることながら、毎年5月と12月にリリースしているので、

まずは次の5月を楽しみに待っておきたいところだ。

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より

【リリース情報】

2021年５月３日（月）発売

[質問票]http://ktai.la-edison.com/pc/q.pdf