舞鶴よかとは、福岡県福岡市中央区舞鶴生まれの「バーチャル博多っ子YouTuber」である。福岡が大好きで、ご当地Vtuberとして”勝手に”地元を盛り上げるべく活動している。福岡の食や観光地の紹介を中心に、雑談やゲーム配信、歌、テレビ・ラジオやゲームへの出演など、様々な分野で活躍している。
福岡紹介系の活動も含め、全ての活動は「誰のためでもなく自分が楽しむためにやってるし、楽しめることだけやってる」と明言する彼女。「自分が好きなものって人に話したくなるよね?その”好き”が福岡だったり、他の活動だったりするだけ」とのこと。
リスナーに対しても「無理して毎回来んでも大丈夫。来たい時に来て好きに楽しんでいってくれたらいい」と普段から伝えている。この「無理して頑張らない姿勢」が、活動の随所に垣間見える自由で自然な楽しさに繋がっており、リスナーが肩肘張らず気軽に楽しめる要因となっているのかもしれない。
「喋ることが好き」という舞鶴らしく、質問やコメントを拾いながらの雑談もよく行っている。「やりたいことをやる」姿勢は「言いたいことを言う」にも繋がっているようで、時には破天荒な発言や正直過ぎる発言、歯に衣着せぬ発言が飛び出すことも。
しかし、媚びないロックな姿勢を好いているファンも多く、そんな時もリスナーは常にノリノリである。むしろいつも以上に楽しそうな方もちらほら……?色々なスタンスの視聴者それぞれが、自由な楽しみ方をできるのも彼女の配信の特徴だ。
1. ばってん!福岡!よかろうもん!?【オリジナルソング】
舞鶴よかと初のオリジナルソングで、全編博多弁で歌い上げられた作品。歌詞は、福岡の名所や名産品など「福岡の良さ」を伝えるような内容となっている。博多弁に理解のあるきらり氏が作詞作曲を担当しており、楽曲の持つテンションの高さに乗った博多弁が非常に気持ち良い。
間奏前の「ギターー!!!!!」という煽りについついエアギターをはじめてしまった”よかとも”(舞鶴よかとのファンネーム)も少なくないと信じている。
MVにも福岡の名所や「うまかもん」の画像が散りばめられており、飯テロ力も非常に高い。視聴後に思わず「福岡 ラーメン 通販」と検索してしまったのも筆者だけではないだろう。舞鶴よかとの良さ、福岡の良さ、博多弁の良さが端っこまでぎっしり詰まった、聴いていてとにかく福岡に行きたくなる曲である。
2. やぱぱぱにっく!【オリジナルソング】
活動5周年を記念してリリースされた、舞鶴よかと2曲目のオリジナルソング。彼女と交流のある37名のゲストがバックボーカルとして参加している。「自分一人ではなにもできないので、たくさんの人に支えられてきた」という、舞鶴よかとの5年が詰まった作品である。
楽曲はオフビートが印象的なアップテンポナンバーで、自由奔放な舞鶴自身を思わせるような歌詞が特徴的。落ちサビは、普段とは雰囲気の違う切なさを帯びた彼女の歌声で彩られており、こちらも大きな聴き所だ。
「舞鶴よかとらしさ」と「普段とは違う舞鶴よかと」の両方を一気に楽しめるこの曲。前作が「福岡の良さ」をお腹いっぱい味わえる曲なのに対し、本作品は「彼女自身の良さ」をさらにたくさん知れる曲である。「舞鶴よかとってどんな人?」かを知りたい方は、まず初めに聴いてみて欲しい。
3. 小林幸子さんと舞鶴よかとだけ!?オリジナルチロルつくるばい!!! 【#チロルチョコ】
舞鶴よかと✕チロルチョコという福岡発祥同士のコラボキャンペーン「#よかとチロルチョコウィーク」にて公開された、同シリーズ4本目の動画。製造元である松尾製菓の120周年を記念してコラボが実現したそうだ。舞鶴がチロルチョコ本社の研究室を訪れ、オリジナルのチロルチョコ制作に挑む内容となっている。我が道を行く舞鶴らしい破天荒なチョコが次々と誕生しているので、ぜひ味を想像しながら見て欲しい。
「好きなものについて話すのが好き」な舞鶴らしく、気づけば視聴者がチロルチョコを求めてコンビニに走ってしまうような、チロルチョコの魅力が伝わってくるシリーズとなっている。舞鶴自身が終始ハイテンションで楽しそうにレポートしているのも、その一因かもしれない。こちらの再生リスト9から始まり2までが同シリーズとなっているので、ぜひ初めから追ってみて欲しい。
なお、同シリーズに出演しているチロルチョコの川崎氏は、前述の「やぱぱぱにっく!」にもバックボーカルとして参加しており、今では熱烈なよかともとなっているようだ。
多彩な舞台で活躍を見せる彼女に今後の展望について聞いてみたところ、「とにかく色んな人間と喋りたい!先日、福岡検定初級に合格したので、今後は上級も目指したい!そしてたくさんの人が福岡に来てくれたらいいな~」と楽しそうに答えてくれた。
また、「これから喉の手術を受ける(本記事公開時は手術済)ので、治ったら過去に歌った歌を改めて歌い直してビフォーアフターを比較したいな〜」とも語ってくれた。喉の不調すら活動のネタにして楽しんでしまうのが、実に彼女らしい。
「とにかく自分がやりたいことをやりながら、毎日楽しく一日でも長く活動していきたい」という目標も聞かせてくれた。地元のような安心感と親しみやすさのある舞鶴よかとの配信。いつでも気軽に立ち寄って元気を補充できるこの場所が、ずっとずっといつまでも在り続けてくれることを願わずにはいられない。
最後に、舞鶴よかと本人より頂いた読者へのメッセージをお贈りする。
「よかとのことはどうでんよかけん、みんな福岡に遊びにきんしゃいね!!!!!」
(訳:よかとのことはどうでもいいので、みんな福岡にあそびにきてね!)
【活動情報】
▼RKBラジオ 舞鶴よかとの「ここが!福岡!よかろうもん!?」
隔週(第1・3週放送) 日曜 24:30〜 絶賛放送中!
▼約1か月お酒によかとの声を聞かせて造った
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販売期間 4/10(水)〜
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