2016年に活動を開始した注目のゆるキャラ、びわ湖くん。
“びわ湖くん”というキャラクターが、漫画家としてTwitter にて
バンドのあるあるネタの4 コマ漫画を発信する、というところから活動を開始。
2年目にはそのびわ湖くんをノリで着ぐるみ化し、
知名度を上げるためにライブ会場で募金活動などを始める。
その後『天才テレビくん』や地上波のテレビ番組などに度々取り上げられるようになった。
最近では作曲活動をメインに、ライブ活動なども展開中。
2020年には滋賀県“公認の非公認ゆるキャラ”として滋賀県に認められ、
今後も大注目のゆるキャラの一人。
・びわ湖くん【滋賀県民の歌。】Official Music Video
「この楽曲から各メディアに注目されるようになった」と話す楽曲『滋賀県民の歌。』。
歌われているのはそのタイトル通り滋賀県についてのことなのだが、中身は自虐的な内容。
しかしそれを≪京都の奴は基本滋賀をなめとるし下に見とる≫
≪大阪の奴なんか滋賀は関西?かと馬鹿にしはるわ≫
≪滋賀県ってなにあんの?特にないけど京都の隣や≫と、
極めてカジュアルな言葉で歌うから、嫌味なく響く。
またそんなユニークな歌詞とは対照的に、サウンドが実にクールだというのも面白い。
ラウドなロックサウンドやシューゲイザーさながらの轟音、
印象的なギターリフ、ディープな響きのボーカルなど、
邦ロックファンのど真ん中に刺さるようなサウンドに惹かれる人も多いはずだ。
滋賀県内で撮影した映像を用いたMVはクラウドファンディングを経て制作。
見事達成して無事に制作はできたものの、リターンが多すぎて
赤字になっているというところもまた、不思議な魅力に繋がっているのかもしれない。
・びわ湖くん【橋本環奈になりたい】Official Music Video
きっと多くの人が抱えているであろう
「橋本環奈になりたい」という願望を、真っ直ぐに歌う1曲。
アクの強いサウンドや、≪橋本環奈になりたい≫と歌うサビのメロディーライン、
そしてストーリー性がある歌詞の世界観など、とにかくはまってしまうポイントが多い。
特にサビのメロディーラインは一聴しただけでいつまでも頭に残るもので、
この楽曲をとあるお店の店内BGMで耳にして、
頭に残った音と言葉を頼りにこのMVにたどり着いたという人も多い。
題材やガヤがポップなのでコミカルには響くが、この楽曲の『滋賀県民の歌。』
とはまた角度が違うサウンドメイキングやメロディーラインからは、
びわ湖くんの音楽的なセンスの深さが感じられる。
幅広い引き出しを持つミュージシャンであるということは、明白だ。
・衝撃!死を覚悟してゆるキャラがウェイクボードしてみた
そのタイトル通り、びわ湖くんがウェイクボードをするという動画。
湖の上を滑走していくその姿は、美しい風景と相まってとても気持ちが良さそう。
そもそも視界が悪いことや、だんだんと視界が奪われていってしまっているのが
気にならないほど、とても楽しそうに見える。
と、単純にアクティビティに興味を持ちながら見ていると、びわ湖くんに衝撃の結末が…。
今後の目標として、「西川貴教さんとコラボしてイナズマロックフェスに出たい」ということを挙げるびわ湖くん。
さらに「作曲活動をメインとして行い、いずれはヒャダインさんのような枠でテレビ出演などをしたい」とも明かす。
その音楽やキャラクター性からは、それはどちらも決して無理な話ではなく、むしろ現実になるのではないかと思える。
その日を楽しみに待っておきたい。
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