圧倒的にハイペースな配信活動で話題を集める地獄悪魔のOL系バーチャルYouTuber、紅羽アカリ(くれは あかり)。


2021年2月にデビューした彼女は、企業VTuberグループ「まほろば」に所属して活動。「魔王からの業務指摘が細かすぎてストレス解消のために配信を始めてみた」そうで、主にゲーム配信を中心に、雑談配信や他Vtuberとのコラボ、歌ってみた動画の投稿など、幅広いコンテンツを公開してきた。


なかでも「体力に自信がある」という長所を活かした長時間の耐久配信には定評があり、「毎日会えるVtuber」としてハイペースでコンスタントな配信を続けている。


2022年の1月11日からは「チャンネル登録者数20万人目標に、目標達成するまで毎日配信」というチャレンジをスタート。現在の登録者数は2.1万人に届いており、着実に支持を広げている。今後のさらなる活躍が楽しみな、要注目の配信者だ。




・失楽ペトリ / 紅羽アカリ -ナナホシ管弦楽団



長時間配信が代名詞の紅羽アカリだが、コンスタントに歌ってみた動画も投稿し、バーチャルシンガーとしても人気を集めている。


2021年8月に投稿されたナナホシ管弦楽団「失楽ペトリ」のカバーは自身2作目の歌ってみた動画で、同じ事務所のメンバーが「これ絶対歌ってほしい!」と彼女のことを考えて選んでくれた楽曲だそうだ。


明るいトークを見せながらもセクシーなビジュアルや大人びた雰囲気が魅力の紅羽アカリだが、不倫をテーマに過激でアダルトなストーリー性を持つこの曲は、自身のキャラクターにもぴったりだと感じているという。


原曲の意図を汲み取り、原曲に対してのリスペクトをもってセクシーに歌い上げてくれているので、その感情豊かな歌唱に聴き入ってほしい。



・ピノキオピー - 神っぽいな cover. 紅羽アカリ / God-ish



2021年10月投稿の「神っぽいな」の歌ってみた動画は、紅羽アカリが原曲の作者であるピノキオピーの大ファンであることからカバーしたという。


テクニカルなサウンドの中でくり広げられるダウナーで諦念的な世界観が印象的なこの曲を歌う際は、自身が「悪魔」であることも活かしながらシニカルな表現を意識したそうだ。無機質な温度感の中にも悪戯っぽくひねくれた歌唱を見せている点に注目しよう。


それまでは自身のイメージに合う楽曲を続けて歌っていたので、この楽曲でギャップを見せることができたという彼女。リスナーからも好意的な感想が多く集まったそうで、紅羽アカリの新境地を見せる歌ってみたカバーとして必見だ。


・地獄はどこですエンマさま / cover.紅羽アカリ



10月31日、ハロウィンに合わせて公開されたのが、「地獄はどこですエンマさま」の歌ってみた動画。


ビジュアルや衣装的には西洋的でファンタジックな見た目の紅羽アカリだが、実は日本文化や歴史など「和」のテイストが好きだという。

この曲を知ったときは「自分のイメージとぴったりの楽曲だ!」と思ったそうで、イラストも和のテイストで統一し、皆がハロウィンに出さないような歌ってみたカバーとしてあえてこの日に公開したそうだ。


普段の配信のイメージや、それまでの歌ってみた動画の選曲とはあえて違うテイストのこの曲は、今までで最も歌い方に悩みながらも時間をかけて納得のいく形に仕上げたという。リスナーからも「こんな高い声出せるの!?」と反響を呼んだそうで、先に紹介した動画とはまた違う魅力を感じられるカバーとしてチェックしてみてほしい。




自身の活動も、所属している「まほろば」も一周年を迎え、「事務所の仲間たちと一緒に成長しながら、自分からどんなことにも挑戦していく姿勢をもって活動していきたい」とあらためて意気込みを語ってくれている紅羽アカリ。


自分から新しい層に見つけてもらうためにも、「ずんずん進んでいくことが大切!」と考えているそうだ。


現在行っている「チャンネル登録者数20万人を目標に連続配信」企画について、「たとえ5年10年かかっても成し遂げたい!!」と決意しているという彼女。常にポジティブな姿勢で前進を続ける紅羽アカリの今後に、これからも目が離せない。