日常系パーティーロックバンド、CANTOY(キャントイ)。
2004年、Vo.みりぽとGtきゃさりんにより前身バンドを結成。
2009年、バンド名を現在のCANTOYへ改名し、 “ヘヴィメタルサウンド”+“電子音”+“みりぽの歌声”
というコンセプトのもと、音楽性も一新。一見するとミスマッチにも思えそうなそのサウンドは、抜群にマッチ。
ライブシーンでじわじわと広がっていき、2011年には関西最大級のフェス『UNIONWAY2011』にも出演。
さらに2013年にはアメリカ・ピッツバーグで行われた米最大級の日本のカルチャーイベント
『Tekkoshocon』にメインアクトとして出演。過去の動員記録を塗り替えた。
そのサウンド感も魅力的ながら、特に定評があるのはライブパフォーマンス。
ライブ中にASAHIビールを配って(楽曲『SUPER DRIVE』はアサヒビールへの愛の歌となっている)、
曲中にみんなで一気飲みをすることもあるなど、エンタメ感の強さが特徴的だ。
・CANTOY / 餃子PARTY【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
疾走感のあるロックサウンドを時にラウドかつヘビーにかき鳴らし、
キャッチーなメロディーを飛びぬけた華やかさがあるみりぽの歌声で描き、色彩豊かな電子音で装飾。
音は紛れもなくパーティーチューンのそれなのだが、歌詞では餃子の作り方を歌っていたりも。
そんなこの楽曲はそのタイトル通り、他に例を見ない“餃子パーティーチューン”だ。
餃子を食べたい気分を一気に押し上げてくれ、餃子パーティーをやりたい気持ちにもさせてくれる同曲だが、
そのメロディー展開にも注目したい。
≪す〜い す〜い 水餃子 あっげ あっげ 揚げ餃子≫と歌うパートと、≪ラブラブラブラブ♡餃子≫と歌うパート、
≪餃子 パーティートゥナイト★ ほら パーティートゥナイト★≫と歌うパートは、
それぞれサビ的なパンチ力を持つメロディーラインを奏でている。
終盤、そんなパンチ力のあるメロディーがどんどんと畳みかけるが、それでも違和感なく聴けるのが絶妙だ。
・CANTOY / 二重まぶたになりたかった【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
「奥二重は一重ではない、二重の部類だ」という思いも乗せながら、
二重まぶたへのあこがれを歌った楽曲『二重まぶたになりたかった』。
重たくはありながら爽快感の高いバンドサウンドと、
極めてキャッチーな電子音が織り交ざり、高揚感を生む1曲。
聴いていると自然とテンションが上がってくる。
それでいて先述の通り、歌われているのは二重まぶたに関してのことだから面白い。
ただ、単に面白いだけではなくこの楽曲には≪誰かに認めて欲しかった≫
≪誰の1番にもなれない! 決めつけて 蹴って 目ぇ逸らしてんのは誰だ?≫
≪もっと もっと 自分を愛してあげなくちゃ≫と、核心をつくようなメッセージもある。
それはきっと、誰かの心を軽くしてくれるものだろう。
・CANTOY / ダイエット体操【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
踊るパートがあり、「ライブに来て一緒に踊ってほしい」と話す楽曲『ダイエット体操』。
冒頭、ラジオ体操のようなムードで始まったかと思えば、ヘビーでラウドなサウンドが豪快にかき鳴らされる。
そんな重厚なサウンドと、みりぽの軽やかで華やかな歌声のコントラストが際立つ1曲だ。
コントラストでいえば、痩せたいという切実な願いと、
≪ラーメン コーラ ハンバーグ ピザ ヤ・キ・ニ・ク なんだって良いや あれも!欲しい!これも!欲しい!≫
という食欲とのコントラストも光っている。
ダイエットに励んでいる人にも、食欲に負けてしまっている人にも、どちらにも響く楽曲だといえるだろう。
そしてどちらの人をも、ダイエットへと導いてくれる。
【Official Site】
【Twitter】
https://twitter.com/cantoy_bot
【YouTube】
https://www.youtube.com/user/CANTOYOfficial