秋田県出身のシンガー、松本英子。
音楽好きな両親の影響で、幼少の頃からマイクを持ってステージに立つなど、歌と共に育つ。
そして高校3年生の時に受けた初めてのオーディションで合格。
99年6月、メイヤなどを手掛けるダグラス・カー氏の
プロデュースによるシングル『涙のチカラ』でデビューを果たした。
福山雅治氏プロデュースによる2nd シングル『Squall』は月9ドラマ
『パーフェクトラブ!』の挿入歌としても使用され、約40万枚の大ヒットを記録。
以降もコンスタントに作品を発表し続けながら、ライブやラジオDJ、
舞台にナレーション、コーラス等幅広く活動。
無垢さと大人の深みが共存した独特の雰囲気の歌声で、
様々な表情を見せ続けているシンガーだ。
・松本英子「Era〜この時代に生まれて〜」【MV】-4K-
2020年12月9日リリースのアルバム『with』収録曲。
「コロナ禍で抱く不安な思いを綴った」という1曲だ。
その言葉通り、綴られている言葉には葛藤や迷い、そして不安も感じられるが、
≪ここに生きるわけはただ一つだけ≫≪愛を守り繋いでいく強さをください≫と、
その中に力強さも感じられるのが印象的だ。
想いのたっぷりと乗った歌声もまた、時に伸びやかで力強い。
それを壮大なサウンド感で描くから、自分の不安な思いや
迷いなども包み込まれ、乗り越えて行けそうな気になる。
鍾乳洞や砂丘で撮影し、“生”をイメージした赤が
テーマカラーになっているMVも、その効果を高めているといえるだろう。
・【公式】松本英子「with」トレーラー
こちらは先の『Era〜この時代に生まれて〜』が収録されている
2020年12月リリースのアルバム『with』のトレーラー映像。
ベスト盤と、6名のピアニストアレンジによるバラード曲を詰め込んだ新譜の2枚組となっている。
ベスト盤であるDisc1には代表曲といえる『Squall』(1999年オリジナルver.)や、
透明度の高い歌声で情景を見せる『今年の冬』、愛しさの詰まった切ない歌声を響かせる『realize』、
心地よいメロディーラインが光る『白夜』(2005年オリジナルver.)、
跳ね感のあるサウンドながら切なさが香る『涙のチカラ』などバラエティ豊かな楽曲群が並ぶ。
Disc2は『朝靄』や『散歩』、『蛍』など、それぞれの楽曲ごとに当然毛色は異なるながらも、
全体的に深みのある歌声・サウンドで描かれているのが印象的。
まるで行間にも思いを込めるようなその歌声に、じっくりと酔いしれたい1枚だ。
・「Squall」~松本英子×武部聡志 Special session#1~ @TAGO STUDIO
自身の代表曲『Squall』を、『FNS歌謡祭』などの
音楽監督としても知られる武部聡志氏と共に奏でる。
自身では「武部さんのピアノ演奏が素晴らしい」と話しているが、
魅力を放っているのがピアノだけではないことは明白だ。
もちろんその言葉通り、ピアノは美しく心地よく、そして楽曲の世界観を
引き出しながらも色鮮やかに装飾していて、聞き惚れてしまう。
しかし彼女の歌声の魅力も、負けず劣らずだ。高い透明度はそのままに、
そこに大人の深みが乗り、楽曲の持つ煌めく切なさをよりぐっとくるものにしている。
この2021年の下半期は「ライブを徐々に解禁して、行っていく予定」だという彼女。
昨年リリースの2枚組アルバムを引っ提げたライブとなる。
その歌声の深みは、直接聞いた方が伝わりやすいことは間違いない。
是非そんなこれからのライブに注目して、生の歌を聞きに行っていただきたい。
【Official Site】
【Twitter】
https://twitter.com/matsumoto_eiko
【Facebook】
https://www.facebook.com/eikomatsumoto.official
【Instagram】
https://www.instagram.com/matsumoto__eiko/
【リリース情報】
2020/12/09 Release
代表曲「Squall」をはじめ、リアレンジされた「今年の冬」「祈り灯」などを含むベスト盤と、
6名のピアニストアレンジによる珠玉のバラードをつめ込んだ新譜盤の2枚組。
【ライブ情報】
コロナ禍でのリモートセッションを機に生まれた楽曲「散歩」のレコーディングでは、
初セッションとは思えない息のあったプレイを見せた2人の、何が起こるかわからないワクワクの初duoライブ♫
※座席位置につきましては抽選にて決定いたします。(8月中旬に郵送もしくはメールにて通知)