“あなたの捨てたい感情をも肯定する音楽を。”
重くてダークなサウンドに落ち着く声とメロディを乗せ、“あなたの捨てたい負の感情”を肯定する歌を届ける。
音楽プロデューサーには米津玄師やaikoなどのサポートをはじめ、
UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介とのバンドXIIXでの活動など、日本の第一線で活躍するベーシスト・須藤 優を迎え、
切ない感情の込もった声の持ち主・re:caco(リカコ)をボーカルに、ダークサイドチルユニットとして結成。
2021年4月14日に1stソングをリリース。
リリース直後よりSpotifyプレイリスト『Tokyo Rising』『RADER: Early Noise』、
Apple Music『ブレイキング:J-POP』を代表する様々なプレイリストに選出。
音楽業界で大きく話題を席巻し、デビューより1ヶ月経たずして『バイラル:トップ50』にも選出された。
重くダークなサウンドを通し、混乱する世の中で聴く人が「暗い感情になっても良いんだ」と思える“帰ってくる場所”を提供する。
ダークポップ界の新たな牽引者、重く静かに君臨中。
・オルゴールとダンボール
2021年10月13日にリリース予定の1st EP『BURNABLE TRASH』収録曲。
これまでは配信リリースのみを行ってきたBURNABLE/UNBURNABLEだが、同作は初めてCDで発売される。
CDの装丁にはこだわりがあり、お菓子の箱のようなものにCDがついてくるという仕様。
"開けたら元に戻せない"、"開けないと中が見られない"という特別なものになっており、
それはEPのコンセプトにもつながっている。
この楽曲『オルゴールとダンボール』は、既存曲よりもアップテンポで、
それでいてさらにダークなサウンド感となっているのが印象的。
メロディーラインや歌声もダークサイドの趣が強くなり、どこか不穏とすら言える。
でもポップでノリが良いから面白い。
描かれているのは「自分と親しい存在の人との関係が、時間をかけて少しずつ変わっていくときの心境」。
歌詞は時系列に進み、1番が学生時代、2番が大人になってからの心境となっている。
「日々のつらい思いだったり、嫌なことだったり、負の感情というのはみんながもっていると思う。
これら全て、ただ悪いものというわけじゃない。負の感情を我慢するのではなく、
その感情も自分自身のものとして肯定していこう」。この楽曲にはそんな思いが込められている。
それぞれの捉え方で、自分の物語として感じてもらいたい1曲だ。
・BURNABLE/UNBURNABLE『このままどこか』Official Music Video (BURNABLE/UNBURNABLE - NO ROOM)
BURNABLE/UNBURNABLEとして最初に発表した楽曲『このままどこか』。
「この曲を発表して、聞いてくれる方の反応を見ることができて、
実際に自分達の楽曲が広まっている実感を得ることが出来た」と話す1曲だ。
歌詞はVo.re:cacoが全て書いているBURNABLE/UNBURNABLE。
この楽曲では「他人と比べることによる焦燥感や競争心、そういったものを書いている」。
≪恥じることはない/誇ることもしないで≫≪あなたらしくいて≫と歌う歌詞の世界観や、
脱力感のあるボーカルが、静かに心に作用する。
ポップでチルなムードと心が沈むような重たさのあるサウンドが融合して生み出す夜のムードもまた、同様だ。
暗い部屋の中、一人で聴き、浸りたくなる。そこでさらにMVを見れば、より世界観に没入できるだろう。
自身たちでも、「楽曲と合わせてMV映像も見てもらい、楽しんでもらいたい」という、
全体で世界観を描く作品となっている。
「今後はライブ活動もしていきたい」と話すBURNABLE/UNBURNABL。
このサウンドがライブではどんな風に響いてくるのか、楽しみになってくる。
また、「MVも楽曲にあわせてどんどん出していくので、映像の世界観も合わせて見て欲しい」
「沢山の人に自分達の楽曲を届けたい。聞いた人に自分の物語として捉えてもらえるような楽曲を作り続けていく」
とも話してくれたので、これからの活動に期待は高まる一方。
その音と世界観は、現代を生きる人にすごくマッチしているように聞こえてくる。
今後さらに大きな存在となる可能性は高いといえるだろう。
少なくとも、注目しておいて損のないアーティストであることは間違いない。
6.ふらふら