「高いところから失礼します！くもの上ユメミです！」

１年間ほど台湾で過ごした際の活動を機に『罵倒系幼女』としてブレイク。

台湾の『彰化市』市長様とコラボレーションを実現させたり、台湾企業のスポンサーを獲得したり、いろいろとお世話になっている。

ポップでキュート、可愛さが際立つ楽曲『どりーみんチュチュ』。

巡音ルカが歌う原曲は、どちかといえばいじらしい雰囲気で、それはそれでキュートなものだった。

しかくもの上ユメミが歌うこちらのバージョンは、それよりももっと溌剌とした雰囲気の可愛さだ。

どちらも“可愛い”という点では全く変わりはないのだが、その質感が少し異なるのだ。

さきの『どりーみんチュチュ』では溢れる可愛らしさを前面に発揮していた彼女だが、この楽曲『虻と蜂』ではガラッと雰囲気を変える。

まるで人形がストーリーを伝えているかのような、世界観たっぷりの歌声を届けているのだ。

美しく綺麗な、でも切なげな歌声に、胸がいっぱいになる作品となっている。

歌声の雰囲気と、イラストの雰囲気の相性も、この上ないほどに抜群だ。

この楽曲を聞けばきっと、その表現力の豊かさに驚かされるのではないだろうか。

オリジナル楽曲『てんじょうゆるちまがーる』。

ずんずん響くディープなリズムと、キラキラポワポワしたサウンド。

本来であればアンバランスになりそうなそれらが絶妙に混ざり合い、何とも独特な空気感を生み出している１曲だ。

そのサウンドをうまく繋ぎ合わせているのに、彼女の明るく柔らかい歌声が一役買っていることは間違いないだろう。

そんな、気分を上げてくれるようなサウンドに乗せられた、≪高いところから失礼します くもの上ユメミ登場≫≪ふわふわな声でセンパイのことを幸せにしてあげるよ≫と歌うその言葉に、癒しをもらえる。

そのタイトル通り、台湾人のファンにイジられるという切り抜き動画。

そして何よりキャラクターの可愛らしさに惹きつけられる。

最近の世の中では、ただ生きるだけでも本当にしんどくなってしまうくらいにストレスがたまることもあるだろう。

そんな時、彼女の存在はきっと支えになるはずだ。

是非その活動を、日々チェックしていっていただきたい。