長崎市生まれのシンガーソングライター、松尾貴臣。
2011年リリースのCD『キボウノオト』では、アンパンマンの作者、故・やなせたかし氏からジャケット画の提供を受ける。
そして翌2012年、CD『アイノコトバ』でメジャーデビューを果たす。
全国の病院・福祉施設・学校などで『歌う坂本龍馬プロジェクト』を展開しているというのも一つの特徴で、それが評価されて2009年より高知県観光特使に就任している。
また、2020年からはNHK千葉放送局FMにて『花ラジちば』のMCも担当。
・「へんぺいそく(サンドアートVer.)」松尾貴臣 "Henpeisoku (Sand Art Ver.)" Takaomi Matsuo
「当時の祖父は銀行員で恰幅もよく、厳格な雰囲気もあり少し怖かった。なので祖父の戦争の話も、少し怖い大人の語る、自分にはあまり関わりのない話。戦争に行かなくてよかったね、というぐらいに思っていた。」という話からも、当時は何気ない会話だと思っていたことが伺える。
・「アカツキ2020」松尾貴臣 "akatuski2020" Takaomi Matsuo
「もともと坂本龍馬を非常に尊敬していて、坂本龍馬が曲を作ったら、という考えで制作した」という、2011年にリリースした楽曲『アカツキ』。
この楽曲を作曲した当時、2020年に稲佐山でライブをする!という目標を掲げ、10000枚のチケットを作成。その目標に向かって日々活動していたが、いざ2020年4月を迎えたらコロナに。「会場も準備も全て進めていたため、非常に落ち込んでしまった」そうだ。しかし彼は、「でもライブは中止ではないので、必ずやります」と続ける。
そんなエネルギーに引っ張られるように、聞いていて力が満ちてくる人というも多いのではないだろうか。
・Facebookでの生配信のプレイリスト
木曜日の21時にはツイキャスを使った音楽トーク番組、土曜日の18時からはFacebookで生配信ライブを発信中。
こちらはそのうちのFacebbokでのライブ配信のプレイリストだ。
元々は2020年4月に、コロナ渦でもなにかできないかと、活動のつなぎという感じで始めた。しかしやるからには「良いものを楽しんでもらいたい」という思いから、配信をキッチリ1時間と決め、番組形式で放送。CMもありゲストもありと、ハイクオリティに仕上げている。
ホスピタリティあふれる彼の活動に、ぜひ注目してほしい。
「今後も、全てのファンの方が楽しめる活動を目指して様々な可能性を模索していきたい。また、オンラインライブのクオリティを、より高くしていく」と、今後の活動に対してさらに期待が高まる言葉をくれた彼。
そしてその第一弾となる彼のファンクラブの大型リニューアルが、4月17日(日)に実施されるので、そちらも要注目。
きっとその歌に、言葉に、音楽に、心が共鳴するはずだ。