柚子花　わくわく感を覚える音と歌声に引き込まれる

オリジナル楽曲の発表やカバー楽曲の発表など音楽活動をメインとする。

現在オリジナル曲を積極的に創作中。

『Planet Station』という柚子花主催ライブの開催をするなど、ライブ活動にも積極的。

また、「もともとアイドルに憧れて活動を始めた！」という気持ちがあり、活動を始めてから2年半ほどたっても、それを諦めずにいた。

その結果ようやく夢が叶い、事務所の垣根を超え、紡音れい・Flare Rune・柚子花の3名によりアイドルユニット『épeler』を結成。毎週金曜日に定期配信中。

ソロでの活動においては、自分の声の個性を生かせるエレクトロニックでかわいい楽曲が多いというのが一つの特徴。

・午前0時のストーリーテラー / 柚子花 – MV

2020年8月にリリースしたはじめてのオリジナル楽曲であり、柚子花の代表曲的楽曲『午前0時のストーリーテラー』。

“物語の始まり”の感がある1曲で、その中にはシンデレラっぽい要素が散りばめられている。“シンデレラ”というモチーフは、ファンが自分の生い立ちや活動を“シンデレラ”という表現をすることがあるなど、第三者からのイメージ要素から芽生えたものだ。

「関わってくれているクリエイターさん達がみんな天才なので、最高の楽曲になりました」と話すその言葉通り、華やかで可愛らしく、そしてこれから大きな存在になっていくであろうことを想像させる大きなわくわく感がある。「ここから応援していきたい」と思わせる１曲だ。

ちょっと洋楽っぽい曲調で、少し鼻にかかり可愛らしくありつつも芯があるような、彼女の歌声の強みが光る曲になっているというのもポイントだろう。

「作曲をしてくれたマスティさんのオリジナルキャラクターの”チノピー”がMVに出てくるのも見どころ」。

・Starry Flower / 柚子花 – MV

「柚子花の衣装のイメージに合わせて作ってもらった曲」という楽曲『Starry Flower』。

「振り付けというものを初めて曲に合わせて作ってもらった」と話すダンスナンバーだ。

「自分の声の出しやすい音域で楽曲を作ってくれていて、力まずに歌いやすい。音はキラキラしているけど、抜けるような声で歌えた。メロディーはG4～D5とかなり狭い音域で作られている」と解説してくれた。

そんな同曲には、可愛らしいダンスや、それを盛り上げる3Dのモーショングラフィックなどの映像表現や、さらには快適な疾走感のあるサウンドなど、引き込まれる要素がもりだくさん。ライブでよく披露しています！と話すのも納得できる１曲だ。

・ワンダーランドは眠らない - 柚子花 Official Live video #プラステ

2021年5月、活動2周年記念のタイミングでリリースされた楽曲『ワンダーランドは眠らない』。

映像は、1月末に開催したプラネットステーションのライブの模様だ。

「この曲も『午前0時のストーリーテラー』を作曲したマスティさんが作ってくれた楽曲」というだけあって、大きなわくわく感があって、まだまだ未来に向かって光が強くなっていくような雰囲気がある。だから聴いていて、気分が上がっていく。

描かれている歌詞には、「たしかに悲しいことはあったけれど、活動が楽しいからこそ、頑張っていくぞ」という思いが込められる。「過去の生い立ちは、興味を持ってもらえるポイントにはなるのかもしれないけれど、哀れみから見られたくない。全然哀れみを感じられるような状況じゃないし、今楽しいんだからね！！！過去の悲しいことを引きずるのではなく、より楽しいことをしていこう！！私は前向きに進み出しているし、今が一番たのしい！！」という、進んでいくパワーが強い曲なのだ。それもまた、聴く者の気分を上げる一因であることは間違いない。

ちなみに、『午前0時のストーリーテラー』と『ワンダーランドは眠らない』は対になっている要素があるというのもポイントなので、是非聴き比べていただきたい。

「主催ライブの『Planet Station』は今後も3ヶ月に1回くらいのペースでやっていくつもり！とにかく続いていきたい。毎回コンセプトを持ったイベントにしていく」と話す彼女。

さらに、「5月14日の3周年のタイミングでもたくさんのお知らせがあるので注目してほしいです。また、プロジェクトとして関わっている音声合成のソフト『来果 A.I.VOICE Jr.』の制作も決定しています！秋ごろ一般販売予定」と、期待が高まるコメントもくれた。

これまでの活動を振り返ると、この数年でワンマンライブを3回やることが叶い、音楽ゲーム・リズムゲームにも収録された。

そんな彼女に最後に、読者に向けて一言コメントをもらったので、紹介したい。

「これからもライブ活動を軸にやっていきたい！

個人活動だけじゃなくてépelerや来果 A.I.VOICEの活動も積極的に。

今年は自分一人でできなかった活動を頑張る！

まわりの人と手を取ってたくさんの活動をしていきます！

音楽の面では、もっともっと歌の技術をつけてクオリティあげていきたい！」

これからの活動を、楽しみに追いかけていっても、まず損はしないだろう。

【リリース情報】