歌い手で、ボカロPで、バーチャルシンガー。そんな次世代の音楽を体現する活動を見せてきたアーティスト、ユプシロン。
2020年12月にインタビューした第一回( https://media.muevo.jp/articles/7737 )の時点でも既に2曲のオリジナル曲を発表していた彼が、今回はこのmuevo pick upに再登場してくれた。
活動1年目の前回インタビュー時からさらに多くの活動を重ねた彼だが、あれから一次創作の活動をより一層精力的に行い、活動2年目は自身にとって大きな意味を持つ1年になったという。
自身が作詞作曲をしたオリジナル曲をきっかけに、テレビ朝日「musicるTV」でのネクストブレイクアーティスト特集OAや、TokyoFM「やまだひさしのラジアンリミテッド」ゲスト出演など、全国区のメディアにも出演。ここ最近の活動は、バーチャルシンガーという垣根を超えるものとなっている。
2022年4月18日には活動2周年を迎えたユプシロン。制作漬けだったという活動2年目の振り返りや、3年目に挑戦したいことを語ってもらった。
・【MV】フォージェリィ // ユプシロン Original song
活動2周年が迫る2022年2月に公開されたオリジナル曲「フォージェリィ」。
承認欲求やそれに伴う痛みは今までずっと描きたかったテーマのひとつだったそうで、それを上手くアウトプットすることができたと感じているというユプシロン。アグレッシブなサウンドとメロディ、その中でくり広げられるソリッドなメッセージに聴き入ってほしい。
また、彼のキャラクターデザインを手がけたイラストレーターのさくしゃ2氏がMVイラストを手がけているのも見どころ。曲の中で見る側の印象が大きく変わっていくユプシロンの表情に注目だ。
さらに進化を遂げたユプシロンの第二章の幕開けを告げる作品として、その世界観にじっくりと浸ってほしい。
・【初音ミク】アイスクリーム【ユプシロン】
作詞作曲も行い、ボカロPとしても楽曲を発表してきたユプシロン。2021年10月に公開された「アイスクリーム」もそんな作品のひとつで、この曲で「ボカコレ(The VOCALOID Collection)2021」へ参加。
本人曰く「やりたいことをやりたいようにやった」楽曲だそうで、タイトルは「I scream」とのダブルミーニングになっている。エモーショナルなサウンドとメロディの中に、このダブルミーニングをもとにした多彩な表現が織り込まれているのが印象的だ。
共同作曲と編曲を手がけているのは、先に紹介した「フォージェリィ」にも参加している sachi氏。アレンジの中でも特にピアノの旋律に注目してほしいそうなので、注目だ。
今年もオリジナル曲をハイペースに公開していき、より多くの人に自身の音楽を届けたいというユプシロン。
4月22日からのボカコレ2022にも参加予定で、さらに3Dの体でのライブなど新しい挑戦もしていく予定だ。
4/22から始まる「ボカコレ2022春」に、ボカロPとして新曲を投稿予定。
ALLVERSE WEEKENDSのオランダコンベンション「AnimeCon」にユプシロンが出演!