テレビアニメや有名Vtuberプロダクションのキャラクターデザインを手がけた大人気イラストレーター“竹花ノート”から誕生したバーチャルシンガー、TOCORO十(ところてん)。


 “招き猫”であるTOCORO十は、とにかく人間を招くことに日々一生懸命!
2021年6月の正式デビュー後、歌の力で多くの人を招いている。


配信などでの普段のトーンはやや低めのカッコイイ質感だが、歌声においてはそのカッコよさを生かしたクールなものから、儚さに満ちた透明感に惹かれるものまで幅広い表現力で聴かせるというのが一つの特徴であり魅力。


2022年12月12日には初めて作詞を担当したオリジナル新曲『シルエット』を発表し、さらに注目度を高めている。




・シルエット/オリジナル曲【TOCORO十】



デビューしてから初めてTOCORO十自身が作詞を担当した1曲『シルエット』。

音楽イベント『M3春』に出演していたTOCORO十の歌声に惚れ込んだComa氏が楽曲提供を行ったオリジナル楽曲だ。


≪君よ消えないで 1 人にしないで 今でも色褪せないシルエット≫と綴る歌詞の世界観。疾走感がありながらもどこかセンチメンタルな空気感を孕むサウンドとメロディーライン。そして何より透明感の溢れる切なく儚い想いのこもった歌声によって、何とも胸に刺さるエモーショナルな1曲となっている。


その想いに共感しながら聴ける人も多いのではないだろうか。


・百花繚乱*百客夜行/オリジナル曲【TOCORO十】



「今あるオリジナル曲の中で一番気に入っている曲」だと話す1曲『百花繚乱*百客夜行』。


「今まではダークな曲が多かったが、初めて和風テイストで作っていただいたのでキャラである招き猫のコンセプトにあった曲になっていると思う」という通り、キャラクターのテイストと和風なサウンド感がばっちりとハマっていて、トリップ感をもって聴くことが出来る。


歌声も先の『シルエット』と比べてカッコよさが際立つ雰囲気で、和風なサウンドやそれにマッチした言葉選びとの相性の良さを感じさせる。改めて、その表現力の高さと、表現選びの上手さを感じさせる作品だ。


ちなみにタイトルの『百花繚乱*百客夜行』の“客の部分は、自身のファンの名称の“マロウト”からヒントを得て入れ込んだとのこと。




「これまでは配信をメインにしてきたが、これからは動画をもっと増やしていきたいと思っている。また、歌とバラエティーを混ぜた企画色の強い動画も作っていきたいし、オリジナル曲にももっと力を入れていきたい」と、この先の活動について話す彼女。


さらに「将来的にはVtuberさんを集めたアルバムを自分発信の企画で作りたいと思っている。現状ミニアルバムはBoothで出しているがフルアルバムは出したことがないので、盤で出したい」とも。


この先まだまだ期待できることはたくさん。追いかけていくのが楽しいバーチャルシンガーであることは間違いないだろう。



【リリース情報】


■TOCORO十×Coma single『シルエット』/限定キーホルダー発売中

https://booth.pm/ja/items/4385483


■TOCORO十 mini album 『transition』 発売中 online shop

https://booth.pm/ja/items/4227181