「のいのお客さんになりませんか?」

商売上手な魔道具屋さんVtuber、黒曜のい。


“のい”という名前は“noi=No.1”から。

「誰かの一番」になりたいという思いを込めて名前を付け、活動を展開している。


好きなことは歌うこととゲームをすること、そして食べること。
特に食べることに関しては、餃子にヨーグルトをつけて食べたり、焦げたパンが好きだったり、味覚が変わっているという特徴がある。


また、柔らかくも透明感のある声質も一つの魅力。

叙情的な雰囲気を生むその歌声は、聴く者の胸に確かな余韻を残す。




・ライカ - yamada (cover) / 黒曜のい【歌ってみた】



「活動1周年を記念して投稿した動画です。1年間、たくさんの出会いと応援に支えられて楽しく駆け抜けた思い出を、歌詞に重ね合わせて歌いました。さわやかさの中に、寂しさを感じるような素敵な本家様の雰囲気を表現できるように歌いました」とコメントをくれた作品『ライカ - yamada』の歌ってみた動画。


その言葉通り、爽やかな疾走感の中にエモーショナルなムードを孕むサウンドと共鳴するように、透明感溢れる歌声の中には確かにどこか寂しさ・切なさが感じられる。それが青春的な響きを持って、心にぐっと突き刺さるのだ。


可愛らしさや凛とした美しさ、先に挙げたような切なさや寂しさ、そしてもちろん楽しい思い出を表すような明るさなど、1曲の中に様々な感情が内包されているので、聴く方の心持ち次第で様々な味わい方が出来るというのもポイントだろう。


「高音が高くて、自分の出せる音域のぎりぎりだったので大変だった」とも話すが、それを微塵も感じさせない歌唱力の高さも、特筆すべき点だ。


・アイデンティティ- Kanaria (cover) / 黒曜のい【歌ってみた】



「普段は声が高い曲を歌うことが多いので、低音が聴けるのはレアかもしれません!色が対になっている2人の黒曜のいのイラストでは、本来の黒曜のいにだけ指輪が付いているなど、こだわりました」という作品『アイデンティティ- Kanaria』の歌ってみた。


何処か鋭利な雰囲気がある、攻撃力を感じる歌声が、ゾクッとするようなカッコよさを感じさせる。1番のサビではオクターブ上とオクターブ下の二つの歌声で歌うなど、自身の言葉からも分かる通り、特に低音のカッコよさに惹きつけられる作品だ。


美しさが光る高音と、クールな低音のコントラストを堪能していただきたい。

また、リズミカルなメロディーラインをノリ良く歌いこなしているところにも、クオリティの高さが感じられるだろう。



今後の目標について尋ねてみると、「一番大きな目標としては、2年目でチャンネル登録者数1万人というのを掲げている。また活動の軸として、ゲームとあわせて歌についても力を入れていきたい」と話してくれた彼女。


その歌声の質の高さに疑いの余地はなく、この先もっともっと広く聴かれるようになっていっても何も不思議なことはない。

ライブ配信も心地よい空気感なので、是非一度覗いてみていただきたい。