J-POPバンド、幽霊会社みちづれ。

メンバーは『社長(六本木良保)』代表取締役社長、『まるこ』ピアノ部長、『玉田』ベース部長、『三輪』ドラム部長という4名編成。
もともとは2010年に社長のソロ弾き語りで始まり、2021年、現在のラインナップに。
合言葉は健康、幸福、美容。

「いつかはやめようと思っていたのに、何だかんだでオファーが続いてしまった。こんなにバンドが続くとも思っていなかった」

現在は、東京、神奈川、埼玉、千葉といった関東を中心に、年間約100本ものライブに出演。
そのときどきで社員のスケジュールにも合わせるホワイト企業っぷりで、弾き語りやデュオ、トリオ、4人のフルメンバーといった様々な形態で活動中。
音源制作も活発に行っており、ライブ物販やオフィシャルサイトで販売している。



・幽霊会社みちづれ、新松戸ファイヤーバードワンマン、アンコール「オレオレオ」



新松戸ファイヤーバードにて開催されたワンマンライブより楽曲『オレオレオ』のパフォーマンス模様。ちなみに同曲は、「おれおれ詐欺にあった友人を元に書かれたナンバー」とのこと。


覚えやすくてノリが良い、中毒性の高いサビのフレーズ。どこか和風な雰囲気を漂わせるピアノの音色。熱く奏でられるベースとドラム、そして歌声にギター。オリジナリティと大衆性を同時にしっかりと感じさせる、幽霊会社みちづれというバンドの魅力がたっぷりと詰まった1曲だといえるだろう。


ライブパフォーマンス映像ということもあって、彼らのライブがいかに楽しめるものであるかが分かるというのもポイント。



・幽霊会社みちづれ 歯医者さん アニメーション

  


「楽曲を提供したライブハウスのコンピレーション・アルバムがあり、それを聴いた日本在住でアニメ制作活動もしているアメリカ人日本語講師から『この曲をアニメにしたい』とうリクエストがあり、『勿論』との返事で作ってもらった作品」だという楽曲『歯医者さん』の、アニメーション動画。


“幽霊会社みちづれ”というバンド名にピッタリとハマるような、どこかポップなおどろおどろしさを感じるバンドサウンド。そんなサウンドに乗せて歌われる至極リアルな、歯医者さんの話。コロコロと変わるサウンド展開も一つの特徴だ。(歌詞的に)歯が抜けた後の圧倒的な爽快感と解放感の心地よさは、まるで実際に歯が抜けた時のよう。


独特なタッチのアニメーションも、楽曲との親和性が高く、視覚的にも楽しめる1曲だ。


・幽霊会社みちづれ 「ハイリスクノーリターンⅡ」 千葉ANGA 2014.04.06



「何をやっても、結局は…という内容」と紹介してくれた1曲『ハイリスクノーリターンⅡ』のライブパフォーマンス映像。


バンドのYouTubeでも再生数が多いライブ動画。同曲は、パンキッシュで軽快なサウンドと、クラシカルなロックンロールを思わせるようなメロディーラインによって生み出される勢いと力強さが大きな魅力。


心が沈んでいる時でも、自然と気持ちを引き上げてくれるような雰囲気・パワーを感じる。是非、そんな時に聴いてみていただきたい。




「オファーいただいた所に赴いて、一期一会のライブを楽しんでおります」と、マイペースな活動を続けている幽霊会社みちづれ。


「ものづくりの人やクリエイターたちが集まるような複合的なフェス形式のイベントを開催するのが夢であり目標」とも語ってくれているので、この先の展開にも期待は高まる一方だ。


他にないオリジナリティと、誰でも好きになれる大衆性を併せ持つ彼らの音楽は、まだまだこの先も光り続けることだろう。是非、今後の活動にも注目してみていただきたい。



【リリース情報】



アルバム「宗教」
13曲入り
1,000円



【ライブ情報】

7/2@越谷イージーゴーイングス

7/9@四谷アウトブレイク
7/15@八王子パパビート
7/16@大久保くじら号

※詳細はHPにて