東京出身のアーティスト・楓。幼少期から洋楽に親しみ、グローバルな感覚と洗練された音楽性を背景に、独自のサウンドスケープを描く。


2022年11月に初の楽曲をリリースして以降、実兄と共に作曲・編曲を手がけている。アコースティックを基軸にしながら、柔軟なアプローチで展開される楽曲は、静けさと温度感が同居し、都市的な質感と余韻をあわせ持つ。

普段の活動は楽曲の制作・リリース、ライブ、動画サイトへのカバー動画の投稿など。楽曲はポップスを中心にジャンルの枠にとらわれずに制作している。

小さい頃から周りに音楽が溢れている環境で生活してきたと話す楓。自然と趣味で音楽制作を楽しむようになり、次第に「音楽を仕事にしたい」という気持ちと「仕事にすることで、何かの拍子に表現に行き詰まり、自身のアイデンティティを失ってしまう恐怖心」に葛藤を感じるようになったという。

たどり着いた答えは「やはり好きなことでやっていきたい」。その強い気持ちで、音楽活動を本格始動させた。

制作スタイルとしては、アコースティックギターを用いて制作を始めることが基本で、ギター演奏スキルからのアプローチで制作することが多いという。編曲やアレンジ、MV制作などは、実兄で同じくアーティストとして活動する上原遼と共同制作している。

作詞テーマとしては、日常生活の中で感じた悲しいことや寂しいこと、また「伝えたいことを人にうまく伝えられなかった葛藤」などの共有しづらい感情を扱うことが多い。そういった「コミュニケーションで解決しづらいもの」を音楽に昇華していくことにこだわっている。

ライブ活動は、東京を中心に全国各地で実施。リリース音源はバンド編成のものも多いが、ライブでは実兄がアコースティックギター・ループステーション・コーラス、楓がボーカル・セミアコースティックギターの編成でパフォーマンスする。
楓の歌唱、演奏スキルはもちろん、上原遼のギタースキル、ルーパーで楽曲が組み立てられるライブならではの体験は、唯一無二だ。

YouTubeやInstagramなどには、MVやカバー動画を投稿。カバー動画は自身の好きな楽曲やコメント等でのリクエスト楽曲から選曲し、自身の世界観に落とし込んでの歌唱・演奏で表現している。

活動の中では、「歌声が独特」というコメントがよく届く。小さい頃から歌い、努力してきた歌声は自身でも強みだと感じているという。

また、作品の世界感が一貫している点も好評。実兄と楽曲制作からMV制作まで担っていることもあり、「表現したいこと」の意思疎通やコミュニケーションがスムーズなのだそう。

Instagramでは、日常や音楽以外のプライベートの様子なども時々発信。楓の瀟洒な世界観やキャラクター、ビジュアルがファンに親しまれているとか。

ソロアーティストとしての楓のほか、ポップ・グループ「ROBITAS」のメンバーとしても活動中。今後の飛躍が期待されるアーティストのひとりだ。




・楓 - やだまだ (Official Music Video) / Kaede - "yada mada"



楓初のアルバム「Daydreamer」に収録されている楽曲「やだまだ」のミュージックビデオ。楓の繊細で優しい歌声が印象的な作品だ。

彼女が「自身の他の楽曲と比較して『やさぐれている』楽曲です」と語る「やだまだ」。理想や夢に対して上り詰めたい気持ちと、そこに届かないフラストレーションが表現されている。

あわせて「共感してもらいやすい楽曲に仕上がっており、実際制作の中では『応援ソング』をイメージしました」と話してくれた。サウンド面では、「女の子が部屋や小屋に閉じこもっている姿」をテーマにしており、ASMRやアンビエント要素を取り入れたという。
実際に山小屋でFXをマイク収録したというこだわりの本楽曲。

MVのメイキング映像もこちらからチェックできるので、興味のある方はぜひ見ていただきたい。

https://x.com/Kaaede_/status/1996927189527531974https://x.com/Kaaede_/status/1998367829687750969



・楓 - おもかげ (Official Music Video) / Kaede - "silhouette"



楓初のアルバム「Daydreamer」に収録されている楽曲「おもかげ」のミュージックビデオ。伸びやかで透き通った彼女の歌声が響く作品だ。

祖父との別れを経験し、制作したという本楽曲。元々制作に取り掛かっていたが、その経験を経て学んだことなどを取り込んで完成したという。

彼女は作品について「『光とかげの対比』や夕暮れのシチュエーションをイメージした作品になっており、少し暗い楽曲になりがちだったが、祖父に背中を押してもらった感覚があり、あたたかな楽曲に仕上がりました。大切な人を思い浮かべながら聴いてほしいです」と話してくれた。

MVにはカメラマンをしていた祖父が所持していたフィルムカメラが登場。音源にもそのカメラの音が取り込まれていたりと、楓自身の大切なものがさりげなく盛り込まれている点にも注目していただきたい。

・楓 -「太陽の涙」 Live at GASBON METABOLISM YORUBON [1/4]



2025年4月18日に公開されたライブ映像。2本のギターとともに鳴り響く優しい歌声に癒される一本だ。

楽曲について「太陽の涙=天気雨のことを表現した楽曲です」と教えてくれた楓。心地よい歌声に耳を傾けていると、自然と気持ちがほぐれてくる。

彼女のライブの雰囲気がわかる一本となっている。ミュージックビデオとはまた違った雰囲気の動画のため、ぜひじっくりと楽しんでほしい。



「今は、2025年10月のアルバムリリースにて、一区切りついた感覚があります」と話す楓。2026年はより新しい制作・表現方法の模索や自分のアップデートに注力していきたいと考えているそうだ。

また、「ライブ活動を充実させていきたいです。ファンと実際に会える機会を増やしたり、将来的には世界ツアーなど、海外でのパフォーマンスにもいつか挑戦したいです」と前向きな計画も聞かせてくれた。ファンはぜひ楽しみに待っていて欲しい。

最後に「誰かの『居場所』になれるように、音楽をしています。癒しが欲しい時、疲れた時、眠る前など、日常の隅に私の楽曲を置いてもらえたら幸せです。カバー動画もたくさん投稿しているので、ぜひお気に入りの曲を見つけてみてくれたら嬉しいです!」とメッセージを届けてくれた。

繊細かつ力強い楽曲で、日に日にファンを増やしている楓。彼女のこの先の活動にもぜひ注目してほしい。


【リリース情報】


1st album 「Daydreamer」デジタル配信中

https://linkco.re/My99RG99


同アルバムのCD(フィジカル)を2026年春頃に発売予定