
インターネット発の女性クリエイターで、2025年に大きく飛躍した新世代アーティスト、nyamura。
楽曲『You are my curse』がTikTokで一躍話題となり、多くのリスナーを惹きつける。
2025年5月には、水槽や原口沙輔、苺りなはむといった豪華クリエイター陣が楽曲制作に参加した1stアルバム『Another Seraph』をリリース。
同月には1stワンマンライブも開催し、アーティストとしての存在感を一気に確立した。
2020年頃に趣味でインターネット上に歌の投稿を始め、2023年頃より本格的にアーティストとして活動を開始。
活動を始めたきっかけは、当時SoundCloudへ歌や音楽を投稿するのが流行っており、それを聴いていたこと。
聴いているうちに自分で投稿することにも興味を持ち、趣味として発信するようになった。
活動を続ける中で、「自分の周りには鬱っぽい人が多い気がするけど、日本で流行る楽曲は明るい曲が多い」とギャップを感じるようになり、現在は「自分の音楽が『支えやお守り』になれば良いな」「ちょっとでも心が安らぐ楽曲をお届けできたらな」という思いをもって、活動を続けている。
主な活動は、楽曲の制作・リリース、ライブ出演、YouTubeへの動画投稿など。
楽曲には、恋愛やゲーム、実際の経験など、幅広い内容の作品がある。それらを、インターネットっぽい要素を盛り込んだ音楽で表現している。
YouTubeでは自身の楽曲のMVはもちろん、カバー動画(歌ってみた)なども投稿。
カバー動画にもオリジナルのMVを制作しており、自分の世界観で再構築して表現することにこだわっている。
また、クリエイティブチーム「NyxmNix」のCEOも務めている。
ファンは、nyamuraの活動をインターネットから知る人が多く、コメントには実際に「音楽に救われました」という内容のものが多い。
自身で考えるアピールポイントは、セルフプロデュースで活動しているからこその「一貫した活動」。
「活動が得意」だと感じており、推しやすさやファンのニーズに答えることには自信がある。
さらに、新しいジャンルやコンテンツなども見やすいように挑戦しており、飽きさせない発信をしている。
実際に、活動場所は歌ってみたにナイトクラブにと、いろいろな界隈で活動している。
ライブに出演した際には、ライブのコンセプトにバッチリ合っていることがあまりない分、自分の持ち時間で、自分の世界観をしっかりと伝えることに注力。
それにより、独特な雰囲気を醸し出している。
・cat reincarnation / nyamura × Haruhi
2025年5月リリースの1stアルバム『Another Seraph』のメイン楽曲『cat reincarnation』のMV。
nyamura自身が、一番大切にしている楽曲だ。
曰く「悲しくて辛くてどうしようもないときに、自分を助けるために描いた楽曲」で、恋愛のメッセージや、誰かの支えになれたら…といった内容が表現されている。
美しいのに重さもあるビートの上で、感情的なのにダウナーでしっとりした歌声がじんわりと心を覆っていく。
どっぷりと沈み込むような感覚で聴くことができ、深い海の底でその苦しさや辛さに共感する。
そして次第に心が救われていくのだ。
イラストや細かい伏線にこだわったMVにも要注目。
『cat reincarnation』のストーリーの続きとして制作した新曲『星の便り』。
「目まぐるしい日々を経て、約一年前の自分を気持ち的に振り返った内容になっている」という、1曲だ。
強い愛とそれゆえの切なさを描く言葉の一つ一つが極めてリアル。
そんなリアルな言葉たちを、想いが溢れていくような歌声で届けるから、まるで自分の想いやストーリーをそのまま歌われているかのように、深く共感してしまう。
サウンドにも歌声にもやはり美しさがあるのに、美しいだけではなくトゲがあるというのもポイントだろう。
その独特の質感が、痛みが、クセになる。
現在MVを製作中とのことで、こちらの完成も楽しみにしたい。
「2025年は様々な活動をまばらに、自分のやりたいことをやりたいように検証してきました。2026年はしっかりと活動方針を固めて活動していきたいです。アルバム発売を経験して制作スキルが上がった体感もあるので、需要にしっかり答えていきたいです」。
今後の活動についてそんな風に話すnyamura。
さらに「『NyxmNix』としても活動を幅広く展開していきたい。『nyamura』としては表現しづらい内容やジャンルの楽曲・作品の制作をしたいと考えています。これからも『聴く人に大切にしてもらえる音楽』として、たくさんの作品を発表していきたいです」と言葉を続けた。
今後の活動も、楽しみに追いかけていることは間違いないだろう。
目を離さず、チェックし続けていっていただきたい。
それだけの価値があるアーティストであることは確かだ。
そんな彼女から最後に、読者の方に向けてのメッセージをもらっているので、紹介したい。
「みんなにもっと肩の力を抜いて生きてほしいなと思っています。私の音楽が、その支えになれたら嬉しいです」。