女子高生クラスメイトユニット、あいおいち。

『あいち』と『おいち』という2名で編成されている。


美しく澄んだ高音から、パワフルに突き抜けていく中低音まで幅広く発信するなど、

それぞれがどちらも高い歌唱力を持つユニットだが、特筆すべきはハーモニーの美しさ。

融合性の高いハーモニーには、多くの人がハッとさせられるだろう。


2021年5月にはあいおいちとしての初めてのCD作品『未来色』をリリース。

TikTokのフォロワー数もリリース時点で19万人弱を数える。

現在進行形で日々注目度を高めている二人組だ。




・未来色




2021年5月8日リリースの初めてのCD作品『未来色』の表題曲。

初めてのCD作品であると同時に初のオリジナル楽曲でもある、メモリアル的な1曲だ。


イベント『超青春 -新しい時代を生きる-』のテーマソングであり、

イベント主催者・金島準一郎に依頼され歌唱を担当。

作詞・作曲は主催側である金島準一郎、編曲は白田将悟が担当している。


「今はコロナでこんな世の中だけど一人一人の未来の色は違う。自分だけの未来の色を大切に。

未来に進む人に向けて、また、自分たち自身にも向けて、背中を押すメッセージが込められている」

というこの楽曲では、迷い悩む気持ちと寄り添うような感情の深みと、

まさに言葉通りに背中を押すパワフルさの両方を兼ね備えた歌声を響かせる。


もちろん持ち前のハーモニーの美しさも抜群で、

彼女たちの魅力が存分に発揮された1曲だといえるだろう。




・サイレント・イヴ




2020年12月、日本テレビ系の人気番組『歌唱王』に出演した、“あいち”こと倉ヶ市愛。

同番組出演の際に、ファイナリストがクリスマスソングを歌うよう依頼されたという。

そうして発信されたのが、『サイレント・イヴ/辛島美登里』。この作品だ。


冒頭から繊細な感情表現が感じられる歌声で、同曲の大人びた切なさを見事に表現。

自身でも「感情を込め世界感に入り混んだ」と話すその歌声は、

誰がどう聞いても女子高生が歌っているようには聞こえないだろう。

酸いも甘いも嚙み分ける女性が、切ない夜に歌っているようだ。


その高い表現力に、改めて驚かされる1曲。




・点描の唄/Mrs. GREEN APPLE (feat.井上苑子) 【Covered by Aioichi あいおいちが歌ってハモってみた】




“あいおいち”としての初めての舞台、あいち兄主催の『夢フェス』での歌唱映像。

「途中をTikTokに載せたらバズった」という、あいおいち始まりの1曲であり、思い入れがある1曲。


歌っているのは『点描の唄/Mrs. GREEN APPLE (feat.井上苑子)』だ。

井上苑子は、愛らしい声質に特徴があるシンガー。

それは、おいちの歌声と親和性が高いといえるだろう。


より前に向けて飛んでいくイメージがあるMrs. GREEN APPLEのボーカル・大森元貴の歌声と、

あいちの前進力の高い歌声も親和性が抜群だ。

そんな歌声のコントラストがありながらも絶妙に美しいハーモニーを聞かせるこの楽曲・歌唱映像が、

彼女たちの存在を世に知らしめるのに力を貸したというのも納得できる。




「事務所に所属してメジャーデビューしたい」という目標を掲げる彼女たち。

その歌声からは、そんな日が実際に訪れることも容易に想像させてくれる。

目標を叶えるためにも、現在はTikTokやInstagramで発信中。

是非そんなTikTokやInstagramをチェックして、今後の彼女たちを追い続けていっていただきたい。