ベッドルームプロダクションによって作品制作を行うソロアーティスト、相谷レイナ。
2019年からDTMによる音楽活動をスタートしたという相谷レイナは、
DTMベースのトラックメイキングで失われがちな身体性を取り戻すべく、
器楽演奏からコーラスワーク、作詞作曲まで自らの手で行う多彩な制作スタイルをとってきた。
その楽曲はベッドルームポップの枠を超えて多彩なジャンルのエッセンスを内包し、
確かな個性を放っている。
自身のYouTubeチャンネルではオリジナル楽曲のMVや多数のカバー動画を公開し、
2021年6月にはヴァイナル、7月にカセットテープをリリース。
アーティストとして独自の進化を遂げながら、その世界観を広げ続けている。
・CELLS - Aitani Reina [相谷レイナ]
コロナ禍のステイホーム中に制作したという楽曲「CELLS」。
東京に来たのに狭い部屋に留まっていないといけない……という現状の中で、
友人の在宅エピソードを集めて曲にした作品だという。
あえてヒット曲の分析などを行わず初期衝動のみで作ったそうで、
こだわり抜いたビート選びに支えられたローファイエレクトロポップが
独特の心地よさを感じさせてくれる。
アナログチックな空気感に仕上げられたMVの映像と併せて必見だ。
・Worms - Aitani Reina [相谷レイナ]
90年代ブリットポップを意識したという「Worms」は、
今年リリースされたカセットテープにも収録されている一曲。
ミニマルでありながら多彩で奥深いサウンド、
レトロでインディー色が強めな映像世界はもちろん、
その歌詞も注目ポイントとなっている。
リリックで描かれるのは、トビー(主人公)、
ルイス(お金持ちの恋敵)、アリス(好きな女の子)の三角関係。
彼女自身も「ここまでフルの妄想で歌詞を書くのは初めて」と語るように、
確かなストーリー性をもって聴かせてくれる。
・Translucent - Aitani Reina[相谷レイナ]
ソロアーティストとしての方向性を決める際に最初に作った曲だという「Translucent」。
ブレイクビーツ調のリズムセクションが小気味いいビートを刻み、
ドリームポップやシューゲイザーのエッセンスを含む、
温かく歪んだサウンドが浮遊感を伝えている。
幻想的な詞世界も合わさって、
奥深い音楽世界を見せるナンバーとして注目してほしい。
また、バンドセットでのライブ出演も目標にしているそうで、
イベント出演をはじめ「各種ご依頼大募集中」だそうだ。
今後もますますその音楽世界を進化させていく彼女に注目してほしい。
相谷レイナの活動の最新情報は、各種SNSから要チェックだ。
【各種リンク】
【Twitter】
https://twitter.com/aitani_reina
【Instagram】
https://www.instagram.com/aitani_reina/
IPTO-002「BUUUN! StylishFM 77.9」
https://ave-cornerprinting.com/label/ipto-002/
ラジオ番組仕立てのカセットテープ。
“DJマッピー”との軽妙なトークに加え、2020年のシングル曲「TV STAR」をオンエア。
B面ではCHAPTERHOUSEと初期THE STONE ROSESのハイブリッドを思わせる
マッドチェスター・テイストの新曲「Cells」「Worms」も聴けてしまうお得なパッケージ。