北海道は浦臼町出身のソロシンガー、asahi。
父親が元ミュージシャンであり、2歳の頃より父から音楽を聞かせてもらっていた。
その影響で忌野清志郎のファンになり、大きな影響を受ける。
今も60年代や70年代などの昔の音楽をリスペクトしているのは、
「音楽は文学などと同様に芸術の域にあるものだ」という思いから。
高校卒業後には、札幌に移り住み本格的な音楽活動をスタート。
デモ作りや札幌市内のライブハウスで積極的にライブ活動を行いながら、
テレビ局やラジオ局に音源や手紙を送り続ける。
そして2011年、1stシングル『Fighter』をリリース。
2014年には北海道放送 HBCラジオにて自分の番組を持ち、4年半もの間パーソナリティーを務めた。
2016年、自信初の全国流通盤ミニアルバム『君もそうでしょ?』が発売。
2020年10月、ワンマンライブ『The power of music』を札幌ベッシーホールにて開催。
さらにこの2021年2月には、音楽プロデューサー蔦谷好位置氏がMCを務める音楽番組
『MUSICFUN! IVY』にて楽曲が紹介されるなど、改めて注目度を高めている。
・asahi /日はまた昇る
2016年にリリースした1stミニアルバム『君もそうでょ?』収録曲。
全体のバンドサウンドから、彼女がリスペクトするクラシカルなロックンロールが香る楽曲だ。
フォークとエレキサウンドが絶妙なバランスでマッチするあの頃のロックンロール。
メロディーラインにもどこかそんなムードがあり、聴いているとどこかほっこりした気持ちになる。
そして≪歌う歌う歌う そして日はまた昇るだろう 朝日が昇るだろう≫
とうたう歌詞の世界観が、明日へと連れて行ってくれる。
嫌なことがあったり、しんどいことがあったりしても、歌を歌ってまた明日を迎える。
そんな、今を生きる日々の美しさに、気が付かされる1曲。
・asahi/ Here is. MV
「幼少期の祖父母との思い出を歌い、こうやって自分は
育てて貰ったんだと改めて振り返ることができました」
と話す楽曲『Here is.』。
その言葉通り、
≪雨が降れば傘をさしてくれて 暗い夜道に灯りをともして≫
といった歌詞からは強い愛情が感じられる。
そしてそんな強い愛情を振り返り彼女は
≪当たり前の愛の尊さを 年をとってから知るの≫と歌う。
双方向の大きな愛に、こちらまで包まれているような気分になる1曲だ。
穏やかに振り返るような優しいサウンド感と歌声は、そんなムードをより強くする。
きっとこの楽曲を聞き終えた時、自分にとっての大切な誰かが思い浮かぶことだろう。
・アソビタイ 2018.05.13live
バンドサウンドでは描かれているものの、穏やかなテンポ感で鳴らされている『日はまた昇る』。
アコースティックな『Here is.』。と、楽曲ごとに異なる表情を見せる彼女だが、
この楽曲『アソビタイ』でもまた、それらの2曲とは異なる顔を見せる。
サウンドはより勢いと熱量を感じるロックンロールサウンドで鳴らされ、
歌声もそんなサウンドに呼応するようにワイルドな雰囲気になる。
彼女のかっこいい一面を特に強く感じることができる1曲だといえるだろう。
アルバムにせよ、バンド活動にせよ、どちらも楽しみなものであることは確かだ。
是非SNSなどをフォローして、今後の続報を追いかけていっていただきたい。
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【リリース情報】
2020年10月29日リリース
「古いもの、本当の価値とは何かを訴えかける楽曲で、
自分の音楽活動に影響を与えてくれたルーツや古いファッション、
カルチャーを元にしてできた。ジャケットにもその思いが詰まっている作品」
ダウンロードページ↓
【ライブ情報】
2021/9/4(土)
※札幌市の蔓延防止措置等で開場、開演時間に変更がある可能性あり。