事務所ナシ、コネもナシ...。地道なライブ活動でファンを増やすシンガー、Lalami。
”ライバーシンガー”と言う新たなジャンルで新千歳空港や名古屋駅前の広告で紹介される等、ネット上の活動も注目を集めている。
「画面越しでも繋がる世界」をテーマに、自分の見てきたもの・ことを、ユーザー目線で発信していく、唯一無二の表現者。
・Lalami【INVISIBLE Wall】MV
コロナ禍に作った曲で、配信でも発信中の楽曲『INVISIBLE Wall』。
「今まで作曲はやって来なかったが、今回初めて作曲をしてみた曲」であり、プロモーション費用を集めるためにCFにも挑戦した。
そんな同曲は「コロナ禍により閉ざされてしまった世界を配信で切り開いてきたという自身のエピソードを、歌詞に落とし込んだ楽曲」だ。
そこに込められた想いは確かに聞き手にも伝わってくる。“つながり”という言葉をとても強く感じる1曲になっているのだ。
一人だけど一人じゃない。まさに≪新しい時代になったんだ≫。そんなポジティブなエネルギーに、救われる人も多いだろう。
MVでは、感染対策の中マスクを着用しライブを鑑賞する“現代の観客”のリアルな姿がそのまま採用されているのも印象的だ。
・Lalami 『Time GO!es on』Live2021
最新のライブ映像より、楽曲『Time GO!es on』のパフォーマンス映像(0:00~4:29頃)。
「昔の曲だがずっと気にいっていただいている曲。ライブでは盛り上がるので最初にやることが多い」というその言葉通り、実際このライブでも最初に披露されている。
自身の3rdシングルでもある同曲は、「何かを信じ、何かを追い掛け、他人の忠告も聞かずに走り抜けるような、一途な気持ちを綴った作品。
今、目指しているものや求めているものが変わったとしても、その捧げた時間は無駄にはならない、という意味を込め『Time Go!es on(時は流れる)』と言うタイトルをつけた」という作品。
その思いを反映するかのように、サウンドは突き抜けていくパワフルな前進力と疾走感を覚えるロック色の溢れる仕上がりだ。
だからこそ、ナニクソという力強さが溢れて来て、聞いていると「GO!」という気持ちになってくる。
「今年は10周年イヤーなので勢いをつけていきたい」と話す彼女。
さらに「テーマとして【ロマニー】ということを掲げていて、コロナ禍になってから企画を組んでもできるかわからないという状況が続いていたので、目標を持たないという目標を持つことにした。でも7月の誕生日には札幌の時計台でライブをやりたい。また、今年の夏はどこかの街角でLalamiが見られるかも。春からメディア露出も増えてくと思います!」と、言葉をつづけた。
2022年7月9日(土)@札幌時計台ホール(文化財)