小片リサは、国内を中心に活躍中のシンガーである。


生年月日:1998.11.05
血液型:A型
身長:160cm
利き腕:左利き
趣味:サッカー観戦 (JFA公認サッカー 4級審判員資格保持)

茨城県生まれの東京都育ち。

5歳から地元のスクールでジャズダンスを習い始め、その後、歌や演技のレッスンを受ける。

13歳からステージキャリアが始まり、2015年から5年間グループ活動を経験する。


2021年、カバーアルバム「bon voyage ! ~risa covers~」のリリースからシンガーとしての活動を開始。
2025年12月現在シングル3枚、アルバム1枚、カバーアルバム1枚をリリース。
オリジナルタイトルは全てオリコンウィークリートップ10ランクイン。
2024年、ファーストライブツアー「小片リサ LIVE 2024 “End roll #2”」(4都市8公演)を 開催し全会場ソールドアウト。
2025年、「LIVE “the starry city”」(有楽町 IʼM A SHOW/大阪・東京建物Brillia HALL 箕面小ホール)、ソールドアウト。
2025年12月、配信シングル「ラムネ / 薄明」をリリース。

テレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」をきっかけに庵野秀明作品に魅了された、Jリーグ 鹿島アントラーズの熱狂的サポーター。

グループ時代は歌と踊りに定評のある正統派アイドルとして活躍。
ソロとなってからはシンガーとしてより感情が乗り深みを増した、しっとりと聴かせる歌も得意とするようになった。
ブレス成分を多く含んだ儚い、それでいて心の通った透明度の高い響きを持つ声が大きな特徴。
美しく澄みながらエモーショナルさも兼ね備える起伏ある歌唱が、聴く者の心にスッと浸透していく。

昨今ではピアノやチェロなどアンプラグドな楽器構成でのライブを行い、更に表現の場を広めている。
オリジナル曲の発表と並行し、YouTubeでは松任谷由実、坂本真綾、ヨルシカ、中山美穂など様々なアーティストのカバーにも挑戦しており大きな注目を集めた。

現在は自身の創作活動全般をディレクションしており、楽曲や動画の制作にも深く関わっている。
最新シングルでは作詞作曲を担当し、シンガー・クリエイターとしての道を歩み始めた。



▼ラムネ



2025/12/3デジタルリリースのシングル(ラムネのみ11月に先行公開)で、小片自身が作詞に加え作曲も手掛けた初めての楽曲。
弾けるような、はち切れるような苦しさと恋心がテーマとなっており、過去の恋愛を引きずりながらも、次の一歩を踏み出そうとしている主人公の心情を幻想的に叙情的に描いた作品。

フィーチャーされたメロトロンサウンドが非常に印象的で、意図的に挿入されたノイズと共に美しくも綺麗なだけではない体温を感じる世界を彩る。
ノスタルジックさ溢れる新感覚のドリームポップに仕上がっている。
息遣いが鮮明に伝わる歌唱方法とミックスも特徴的で、物語をリスナーにより近い距離で届けることに成功している。

展開に応じた歌い分けも見事で、例えば1番サビの「あなたしか愛せないのに」とラストの「あなたしか愛せないのに…」では違った意味合い・想いを感じ取ることができる。(注:あくまで筆者の解釈である)


この物語に寄り添った、そしてリスナーに寄り添ったリアリティ溢れるパフォーマンスはシンガー小片リサの特徴であり真骨頂と言えるであろう。
耳に入ってくる音から情景が浮かび、香りや温度を感じる。
聴覚だけではなく五感を使って体感できる歌・曲を届けられるのが大きな魅力でアーティストとしての大きな強みだ。
細部のディティールを楽しむためにもヘッドフォンでの視聴を推奨したい。

昨年の作詞に続いて作曲にもチャレンジし、クリエイターとしての新たな一歩を踏み出すこととなった小片リサ。

その作曲手法について以下のように語っている。


「Aメロから鼻歌で作っていって、それをパソコンのソフトに打ち込んでいって。確認しながら少しづつ直していって。それに繋がる展開を考えて。手探りで一つ一つ世界を築き上げていって。ある程度形になったら、自室で歌ったものを録音して。でも次の日聴いてみたら全然印象が違ったりして。キーが合ってなかったりテンションが低かったり……何度も聞き直しながら時間を掛けて少しづつ完成させていきました。納得の行くクオリティに行き着くためにかなり苦労・苦心はありましたが、その過程があったからこそ最高の作品を紡ぐことができたと思っています。この曲が与えてくれた貴重な経験は、これから生み出す作品たちにも活かしてきたいです。」


作品の世界を一歩一歩しっかり踏みしめて探っていくことで、リアリティ溢れる視点や耳に残るメロディ、美しい展開を彩ることができたのだろう。


彼女のアーティスト活動のターニングポイントであり、アーティスト小片リサを語る上でキーとなる楽曲……それが本作『ラムネ』だ。
今後さらに広がっていくであろう小片リサの世界をより楽しむためにも、絶対に抑えておきたい一作である。

シングルリリースにあたり先行公開されたMVは、全編通して映写機で映し出されたようなフィルム風の質感となっており本作の雰囲気にマッチしている。

歌詞に登場する「あなた」との日々を主人公の主観で回想しているかの様な形で進行する物語の中で、「あなた」を小片が演じている。


一緒に朝食を取ったり、旅行に行ったり、ラムネを飲んだりする小片のその豊かに輝いた表情は必見。
思わず見入ってしまう可憐さで、だからこそ回想が終わる場面での切なさも筆舌に尽くしがたい。


冒頭の風に揺れるカーテンが映るシーンからエンドテロップまでまるで一本の映画を観ているかの様に没入でき、物語の中により深く沈んでいける。

音楽活動だけではなく役者としての彼女にも期待したくなるような素晴らしい完成度で、次回作を見たいと切に願うファンも多いようだ。

「主演/作詞/作曲小片リサ」でお届けする至極の284秒をご堪能あれ。

② 薄明


『ラムネ』と同時にデジタルリリースされた楽曲で、本作も作詞を小片が担当している。
生きることの意味、そして何者でもない自分と向き合うことをテーマとしており、対となる『ラムネ』とは違ったベクトルでの苦しさ、そして優しさを持った作品。

物語的に描かれた『ラムネ』に対し本作は、生きていく中で誰もが漠然と抱いている迷いと不安をより詩的・観念的に描いており、リスナーがそれぞれの形で自己投影し共感していけるような作風。
そしてそんな作風だからこそより深く作品に入り込み、前向きに答えを出していく助けとなってくれる。
そんな”優しい”曲だ。

サウンド面ではポスト・クラシカル的音響作品の要素を持つしっとりとした作品で、シンプルで静かなピアノの音色と空間を彩るチェロの音色が印象的。

澄んだ正弦波に近い優しい音色も、小片の透明感溢れるボーカルの美しさを際立たせている。


その歌声にかかるコーラスのようなエフェクトと深いリバーブがよりポスト・クラシカル感を高めており、純度の高い幻想的世界構築に寄与している。
作風の共感性の高さ、優しさも相まって極めてヒーリング効果が高く、環境音楽としてフロアに流していくような聴き方にも向いているのではないか。


ヘッドフォンで聴いた際の臨場感と没入感も非常に高く、息遣いや残響の一つ一つを間近に感じることができより深くその世界を堪能できる。

疲れてしまった時、リラックスが必要な時、とにかく何かに浸りたい時……ぜひ本作の世界に飛び込んでみて欲しい。

▶ラムネ/薄明の音源 https://lnk.to/ramune_hakumei




最後に、小片リサに活動について語ってもらった。



-----12/3リリースのデジタルシングルについて聞かせてください-----


小片:
『ラムネ』『薄明』という2タイトルを同時リリースさせていただきます。『ラムネ』は作詞作曲が小片リサ、『薄明』は作詞が小片リサの単独名義。作曲は完全に初めての試みで、作詞も単独で行うのは初めてで。今まで以上により“最新の小片リサ”が前面に出た作品になっていると思うので、沢山の方に聴いていただきたい思いが一層強いです。

楽曲を作るということは、歌があってこそ完成するものですが、そのすべての始まりとなる歌詞とメロディ、この根っこからつくるというチャレンジは、私の音楽人生にとても大きな変化をもたらしました。


アイデアが浮かぶ瞬間の楽しさ、浮かばない時間のもどかしさ。それを受け入れてもらえるかどうかという緊張感、時には否定されるかもしれないという恐怖。そんな日々と想いのすべてが凝縮された2曲を、みなさんに受け取っていただけたらと思います。



-----今後の活動予定について教えてください-----


小片:

2026年4月4日・5日に、東京のI’M A SHOWでワンマンライブ2daysを行う予定です。今回リリースした楽曲、過去作品、そして次なる作品を含んだ新たなる挑戦です。

そして5日の夜公演は現在YouTubeチャンネルにて公開中の「the Quiet Home」を中心としたカバーソングコレクションをライブでお楽しみいただけます。

今の私をみていただける機会ですので、ぜひ遊びにいらしてください。


4月以降も定期的にライブを行っていきたいと思っています。今まで行ったことのない地域や場所で歌って、今まで中々足を運べなかった方々が気軽に会いに来られるような環境を作りたいと思っています。


昔イルカショーとのコラボライブをやらせていただいたことがあって、とても楽しくて今でも凄く印象に残っているんです。今度はプラネタリウムで歌ってみたいですね。ライブハウスだけに限らず色々な場所で歌わせていただけるよう頑張ります。



-----クリエイターとしての創作活動は今後も続けられるご予定ですか?-----


小片:

はい、ぜひ続けていきたいと思っています。昔は「音楽=歌って踊ること」だったのですが、今は「曲を作るところからが音楽なんだ!」と実感することができ、自分の中で音楽に対する理解が深まって幅が広がりました。この経験を活かして、新しい作品づくりに励んで小片リサにしか創れない世界をお届けできたらと思っています。

音楽以外でも、最近では動画の編集も自分で行っているんです。それがとても楽しくて学びが多くて。まだまだ分からないことも多く人に助けていただいてばかりなのですが、それでも自分の成長を着実に感じられています。ここで学んだことも今後に活かしていきたいです。

楽曲も動画も高頻度でリリースしていけることが理想なので、精進したいと思います。


-----音楽以外の活動のご予定があれば教えてください-----


小片:

パーソナルな部分ももっと出していける機会を増やしたいなと思っています。今までは音楽を届けることに精一杯でなかなかできなかったのですが、私の内面を出せるような動画や配信も制作していきたいですね。

みなさんに小片リサを身近に感じていただけるファンクラブもやっているので、そちらも充実させて応援してくださる方を今以上にもっともっと笑顔にしていきたいです。



-----話は変わりますが、応援していらっしゃる鹿島アントラーズが優勝争いをしていますね!-----

小片:

強いアントラーズが戻ってきた!という感じですね。ACL2018優勝以降タイトルが無く、J1リーグに関しては最後の優勝が2016年だったので。

降格経験のないオリジナル10ということもあってか、それでも「常勝軍団」と呼ばれ続けていたのですが……今年はそのワードを素直に受け取ることができています。

でもやっぱり優勝しないと意味がないので、春秋制最後の年をJリーグ初年度1stステージ王者の鹿島が獲って綺麗に締めくくってほしいです。

その瞬間をゴール裏で見届けられることを楽しみにしてます。

※取材時点で鹿島は1位だが2位の柏レイソルにも優勝の可能性あり

※Jリーグは2026年から秋春制に移行する



-----今後の目標を教えてください-----


小片:
小片リサの歩みを作品という形で残していきたいと思っています。音源、映像、フォト、インタビューなど関わった作品やお仕事をひとつにまとめたアーティストメモリアルボックスの様なものを制作するのが夢です。表に出すことの無かった作品づくりの痕跡や残骸なども詰め込んで、これがあれば小片リサの全てを網羅できる!みたいなものを。


-----最後にファンの方々にメッセージをお願いします-----


小片:

以前から私のことを応援してくださっている方は、私の活動や感情の変化に戸惑うことも多かったのではないかと思います。それでも変わらず応援してくださって心からの感謝でいっぱいです。


既に私を応援してくださる方にはもちろん、新しく知ってくださった方、これから知ってくださる方にも私の活動や想いを共有できる場所や機会を沢山作っていきたいと思います。


歌はもちろんメロディや歌詞にも色々な想いをこめているので、その想いを作品として受け取ってくださったらとても嬉しいです。私の作品に注目して何かを感じたり考えたり分析してくれたりしたら感無量です。


作品や活動を通してみなさんを笑顔にしていけたらと思いますので、これからも小片リサを末永く温かく見守っていてください。


【告知情報】


▼『ラムネ』『薄明』音源公開中!

https://lnk.to/ramune_hakumei



▼【LIVE】「小片リサ LIVE “echo in words” / “faith in words”」開催

Day1:小片リサ LIVE “echo in words”

Day2:小片リサ LIVE “faith in words”


<日程>

2026年4月4日(土)・4月5日(日)


<会場>

I’M A SHOW (東京都千代田区有楽町2丁目5番1号 有楽町マリオン 別館7F)


<時間>

Day1:OPEN 16:00 / START 17:00

Day2:OPEN 13:00 / START 14:00


<チケット>

通常チケット:¥6,900 (消費税込み / ドリンク代別)

限定グッズ付きプレミアムチケット:¥15,000 (消費税込み / ドリンク代別)

※ 全席着席指定

※ プレミアムチケットは前方エリアを必ず優先するものではありません。あらかじめご了承ください。


<お問い合わせ>

ディスクガレージ:https://diskgarage.com/help/



▼【LIVE】「小片リサ LIVE SESSION “the Quiet Home”」開催

<日程>

2026年4月5日(日)


<会場>

I’M A SHOW (東京都千代田区有楽町2丁目5番1号 有楽町マリオン 別館7F)


<時間>

OPEN 17:00 / START 18:00


<チケット>

通常チケット:¥5,500 (消費税込み / ドリンク代別)

※ 全席着席指定


<お問い合わせ>

ディスクガレージ:https://diskgarage.com/help/



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