2019年11月、西村”コン”(きのこ帝国)を中心にシンガーソングライターのタグチハナ、
バンビ(可愛い連中、ex.アカシック)によって結成したバンド、Lilubay。
2020年9月2日、1st EP『Not Enough』をリリース。
リード曲『もっともっとみたいな気持ちになってよ』は全国14か所のラジオ局でパワープレイを獲得。
2021年、映画『Bittersand』主題歌に大抜擢。
立て続けに深夜ドラマ『ホメられたい僕の妄想ごはん』エンディング曲に新曲『舌鼓』を書き下ろし。
7月21日に配信リリースとなった。
10月15日に行われたワンマンライブでは、元々のバンド名である「add(アド)」から
「Lilubay(読み:リルベイ)」への改名を発表している。
・「FAITH」(Music Video)
Lilubayとして発表する1曲目の楽曲『FAITH』。
「改名をし、自分たちの中身が変わった訳ではないけれど、新しいスタートを切る1曲にふさわしいものを」
という思いで発表した楽曲で、「洋楽みがつよい。オーセンティックなイメージが強い楽曲」となっている。
壮大で深みのある響きを聞かせるリズム、心と密接な距離感で鳴らされるような歌声とギターのサウンド。
包み込まれるようでもあり、そこに溶け入るようでもある。刺激的でありながら、安心感も強い。
そんな独特のバンドサウンドがクセになる。
テーマは「FAITH(信念、信仰)と向き合う」という重めなものだが、しっかりとバンドの爪痕を残せる1曲だ。
・名のない日 (Music Video)
2020年にリリースした1st EP『Not Enough』から先行配信していたリード曲。
バンドにとって、はじめて全国流通盤として出した楽曲だ。
ファジーな歪みを伴って鳴らされる冒頭パートに心を奪われていたら、
すぐに一変してインディーポップ感のある心地よいサウンドを響かせる。
そしてそれはメジャーなポップシーンとどんどん親和性を高めていき、
サビの爆発力の高いメロディーラインとリアルな言葉たちに胸を打たれる。
音楽をジャンルレスに自在に織り交ぜるこのバンドのセンスが、ひしひしと伝わってくる1曲だ。
「ライブ映えする楽曲で、ファンからの人気も高い」というのも納得できる。
・舌鼓(Music Video)
深夜ドラマ『ホメられたい僕の妄想ごはん』に書き下ろしたタイアップ楽曲。
作詞作曲はタグチハナが担当し、共編曲はMr.ChildrenやSuperflyなど
数々のアーティストのサポートやレコーディングを手掛けるSUNNY氏によるもの。
そんな同曲は、「恋愛コメディ×料理×音楽」という新感覚ドラマの最後を、
穏やかな雰囲気で終われるようなイメージで制作。
そのイメージ通り、ここにはほっこりするような温かみが溢れている。
それでいて、カントリーミュージックもエッセンス的にまぶされているなど、
ただほっこりするだけではなく、音楽的なセンスが感じられるというのも魅力的だ。
疲れて帰ってきた夜。寝る前に見たドラマの最後にこの曲が流れてきたら、
良い気持ちで眠ることが出来るだろう。
【リリース情報】
2021/10/16(土)配信リリース「FAITH」