ボーカルのぽん、サウンドクリエイターの小島英也からなる音楽ユニット、ORESAMA。
ニューレトロとでもいうべきその感覚は、イラストレーター『うとまる』氏のアートワークや
ミュージックビデオと相乗効果を生み、新世代ユーザーの心を捉えている。
『魔王城でおやすみ』や『叛逆性ミリオンアーサー』、『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』など
様々なTVアニメのOPやED、CM楽曲や様々なアーティスト・声優への楽曲提供、ボーカル参加等、
広い分野で活躍しているというのも一つの特徴。
2021年10月27日には3枚目のアルバム『CONTINEW WORLD』をリリース予定。
さらに注目度を高めている音楽ユニットだ。
・ORESAMA / パラレルモーション -MUSIC VIDEO- (3rd ALBUM「CONTINEW WORLD」収録曲)
80s'Discoの懐かしさと、それをそのまま鳴らすのではなく、ファンクやエレクトロを織り交ぜる新しさ。
10月27日リリースの3rdアルバム3rd『CONTINEW WORLD』に収録されているこの楽曲『パラレルモーション』からは、
そんなORESAMAならではの感覚を、特に強く感じることが出来るといえる。
ブリブリでゴリゴリのファンクに、若干のHIPHOPのエッセンス。
そこにディスコチックな華やかさとレトロ感がプラスされるから、まさしく“ニューレトロ”なのだ。
それはきっと数年後に聞いても、懐かしさとともに新しさを感じるものだろう。
ボーカル・ぽんの愛らしくもノリが良いボーカルも抜群に心地よく、
何度でも繰り返し聞きたくなる中毒性があるのもポイントだ。
・ORESAMA / Gimmme! -MUSIC VIDEO-(TVアニメ「魔王城でおやすみ」ED主題歌)
人気アニメ『魔王城でおやすみ』のエンディング曲となった楽曲『Gimmme!』。
アニメに合わせて睡眠をテーマにした楽曲となっていて、冒頭から≪おやすみ≫というフレーズで楽曲が始まる。
そのパートの歌声もウィスパー気味で、夢の世界にとろけていきそうになる。
とはいえもちろん、ただ夢の中をたゆたうような心地よさがあるだけではなく、ダンサブルで踊れるというのも特徴的。
心地よいのに踊れるというのが、どこか夢の中で踊り明かすことを連想させ、面白い。
MVは、夢の中の世界をVoのぽんが体験していくような流れから、最後はORESAMAのライブへ。
後半2コーラス目からは少し悪い夢を見始めるようになり、最後には乗り越えるといったような
ストーリーが描かれるなど、引き込まれる展開となっている。
また、ボーカル・ぽんが終始PVに出ており、ORESAMAらしいものから
普段じゃ絶対着ないであろうものまで10着以上の衣装を着こなしているので、そこにも注目だ。
・ORESAMA / 「ねぇ、神様?」 Dressup cover #12
ORESAMAが自身の楽曲をセルフカバーするDressup cover。
そこにイラストレーター『うとまる』氏のアートワークを掛け合わせるという
シリーズの第12弾として発表された作品「ねぇ、神様?」。
≪聞こえますか 僕の声が≫≪届きますか このうたが≫と歌う同曲は、
自分の歌に自信が持てなくなってしまったところから、自分の歌を聞いて欲しい、
愛してほしいという気持ちが強くなっていくところの、ストレートな心情が綴られている。
元々はそれをディスコでファンクなサウンドで描かれていたが、このDressup coverでは、
よりその気持ちと密接したような、寄り添うようなサウンドで届ける。
真っ直ぐな想いがダイレクトに伝わるこのバージョンも、
より明るく、踊りながら突き抜けていくような元々のバージョンも、
どちらも違った魅力を放つ。
是非、聞き比べていただきたい。そんな楽しみ方が出来るのも、Dressup coverの魅力だろう。
この先さらに遠くまで、広いところまでその音楽が届いていく可能性も高いだろう。
注目しておくべき存在の一組であることは間違いない。
そんなORESAMAが10月27日にリリースする3枚目のアルバム『CONTINEW WORLD』はもちろんのこと、
2021年3月よりスタートとした、毎週木曜日21時から行っているラジオ形式の生配信『ORESAMA RADIO』も要チェック。
【リリース情報】
『CONTINEW WORLD』
12 「ねぇ、神様︖」 -Dressup cover