2021年1月結成。カホ、ジェシカによる2人組グループ、Grasis(グレイシス)。

1度耳にしたら忘れられない印象的で高いテクニックを誇る「カホ」の歌声と、

澄んだ伸びやかな歌声とラップも使いこなす「ジェシカ」の個性が混ざり合う唯一無二のグループ。


2021年11月24日には初めてのミニアルバム『DRIVING HOLIDAYS』をリリース。

ジャンルにとらわれず様々な楽曲が収録されている同作。

1曲1曲それぞれにカラーが異なるが、全体を通してGrasisらしさを感じてもらえる仕上がりになっている。


「オールジャンルなアルバムになっているので、Grasisを好きになってもらえる入り口がたくさんある。

1曲でも気になった方は、是非アルバムで聞いてもらいたいです」「Grasisを聴くならまずはこれから!」

自身たちでもそんな風に話す、自己紹介代わりの渾身の1作だ。




・Grasis“Get a phone”(Official Music Video)



11月24日リリースの1stミニアルバム『DRIVING HOLIDAYS』の1曲目に収録されている楽曲『Get a phone』。

Grasisの楽曲の中でも特にメロディーがキャッチーで、耳に残る1曲だ。

サビで何度も繰り返される≪Get a phone≫というワードはすごく印象的で、

聞き終えた後でもついつい口ずさんでしまいたくなるだろう。


また、サウンドだけではなく、それぞれの歌声にもノリの良さがあるというのも特筆すべきポイント。

そのノリの良さが、メロディーラインの美しさをさらに輝かせるのに一役買っていることは間違いない。

MVでは初めてダンスにも挑戦。「真似しやすい振り付けになっているので、みんな踊ってくれたら嬉しいです」。



・Grasis "everything" (Official Music Video)



2021年7月14日リリースの2ndデジタルシングル『everything』。

「ギターが印象的な楽曲」という自身らの言葉通り、

どこかシューゲイザーを思わせる煌びやかな歪みを携えたギターサウンドが印象的に響く。

しかしそのギターサウンド・バンドサウンドに覆われるだけでは終わらないのが彼女たちだ。


「そのギターに負けないような歌の存在感を出した」と、ふくよかかつ伸びやかな歌声でサウンドの中央を突き抜けていく。

そんな歌声による、浮遊感の中に立つ力強さが、心地よい。

また、全体的に静と動がはっきりとした楽曲なので、ライブ映えも抜群。

ライブで聞きたくなる1曲だ。


MVではGrasisの二人が楽器を演奏するシーンも見られて想像力と可能性が膨らむ仕上がりになっている。


・Grasis - TAKE ME OUT (Limited Single ver.) Lyrics Video



ファーストシングルとしてリリースした楽曲『TAKE ME OUT』。

後に再録し、2曲入りシングルCDとしてLimited Single ver.をリリース。

MVもリリックビデオとして新しく制作。それがこちらの作品だ。

映像に出てくるキャラクターは、どことなくメンバーに後ろ姿が似ている。

楽曲と、その80~90年代風のレトロな雰囲気がマッチしているのがポイントだ。


80年代から2020年代までを駆け抜けていくような、懐かしくも新しくも聞こえるサウンド感。

洋楽的でも邦楽的でもある、キャッチーで気分が高まるメロディーライン。

そして美しくてエネルギッシュなボーカルに、リリックビデオ。

どこをとっても彼女たちの魅力が感じられるだろう。


「ライブでは曲中の振り付けなどをファンが楽しんで真似してくれている」とのことなので、

是非ライブに参戦して楽しんでいただきたい。




今後の展望を尋ねてみると、「フルアルバムの制作はもちろん、LIVEではワンマンもやりたいですね!」

「これからももっと色んな楽曲に挑戦していきたい」と、いくつか挙げてくれた。

その音楽や歌声のクオリティやオリジナリティに疑いの余地はなく、彼女たちの魅力はきっと、

これからさらに遠くまで届いていくことだろう。

今チェックしておかないと、後悔することになるかもしれない2人組だ。



【リリース情報】



2021年11月24日Release
1st Mini Album「DRIVING HOLIDAYS」
 
1. Get a phone
2. TAKE ME OUT
3. STAR FISH
4. everything
5. SWAN DIVE

6. FREEDOM


各ダウンロードサイト、 サブスクリプションサービスにて配信