2006年6月3日始動したバンド、heidi.。
Vo.義彦、Gt.ナオ、Ba.コースケ、Dr.桐の4名からなる。
2014年には初の海外ツアー『heidi. EU TOUR 2014"Fly high!』を開催。
以降、国内のみならず海外での公演も数多く開催し、15周年を迎えた2021年には、
ベストアルバム『heidi.chronicle -2006~2021-』を発売。
・【MV】一瞥
2019年10月にリリースしたアルバム『標本』に収録されている楽曲『一瞥』。
冒頭から、ニューウェーブを思わせるようなダンサブルなサウンドと、
深く深く響き渡るヘビーなバンドサウンドという異質な要素が混ざりあう。
リズムの踊れる雰囲気と重たく突き進むバンドサウンドはその後も融合し続けるので、
終始頭を振りながら踊りくるうことが出来る。
それは知らず知らずのうちにストレスを吹き飛ばしてくれるものだ。
サビの爆発力も特筆すべきポイント。
シンガロングできそうなコーラスパートもあって、さらにテンションに火をつけられる。
ライブ映えも間違いなしなので、是非ライブで聞いていただきたい1曲。
・【MV】HALATION
疾走するギターが印象的な1曲『HALATION』。
こちらもアルバム『標本』に収録されている楽曲で、シングルとしてもリリースされている。
そんな同曲では、パンクさながらの推進力をもって駆け抜けていくギターサウンドが印象的。
叙情的な雰囲気や重たいサウンドを兼ね備えながらも、ストレートに、ソリッドに、走っていく。
それはヴィジュアル系バンドのファンのみならず、邦ロックあるいは海外のロック好きにまで届きうる質感だ。
歌声にもJ-POPや歌謡曲の要素が感じられるなど、この楽曲を聴けば、
彼らがジャンルの垣根を越えていくバンドであることが分かるだろう。
・【MV】TERROR
2018年リリースのアルバム『ケセラセラ』収録曲『TERROR』。
退廃的で美しく、それでいて重たいサウンド感と、攻撃的なデスボイスに惹きつけられる1曲だ。
がつんとくらうような攻撃力と、じんわりと心に沁み込むような荘厳さの両方を感じられるので、
終始引き込まれてしまう。
展開が豊富だということもあって、簡単にはこの音世界から抜け出すことはできないだろう。
そしてそこで繰り返される≪I am not anyone.≫という叫びが、心に大きな余韻を残す。
嘆くようでもあり、鼓舞するようでもあるその叫びは、聞く人それぞれの力に変わるはずだ。
「皆様のおかげで15周年を迎えることができた。
コロナの情勢も落ち着きつつあるので、徐々に有観客ライブを再開しています。
年末には渋谷にて年内ラストライブを行うので、是非お越しください」。
そのコメントにもあるように、まずは是非、ライブに足を運んでみていただきたい。
聞くだけではなく体感することで、きっとさらにどっぷりとその音に嵌っていくはずだ。
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