2019年4月に結成したバンド、Coves。

メンバーは、織田智義(Gt / Vo)、佐藤匠(Ba / Cho)、加藤史崇(Dr)の3人編成。
「3人で鳴らすネオソウル」「洋画をモチーフにした楽曲」をテーマに、東京・下北沢周辺にて活動。
2020年4月29日に一作目『Pulp Fiction - e.p』をリリースしている。




・Coves 「Killing Me Softly」 Music Video



「自分たちらしさを固めていこうという思いで、手探りでやりたいことを色々やってみた」と話す楽曲『Killing me Softly』。
その結果、「自分たちの音楽性に一つの指標ができた」という、大人っぽく上品な楽曲に仕上がっている。


「3ピースで再現することを大切にしながらアレンジも色々試行錯誤。よりシンプルに終着した」との言葉通り、

不要なものがないそのサウンドは、一言でいえば洗練されている。


洗練された音には色気がのるもので、聞いていてその色気にやられてしまうという人も多いのではないだろうか。

MVもそんなサウンドと同様に、白黒の部屋でシンプルな演奏シーンを映すものとなっている。それがまた心地よい。



・Coves 「SANDLOT」 Music Video



初ライブに向けて作った楽曲『SANDLOT』。

「3人で、バンドとしてやっていくという意思表示。とにかく楽しくバンドをやっていきたい、

という気持ちが詰まっている」とコメントをくれた。


メロウで上品でありながらも、思わず頭や体を揺らしたくなるようなノリの良さがあるのが印象的な1曲だ。

それはそれぞれの楽器の音によるものでもあり、リズミカルなメロディーラインや言葉選びからくるものでもあるだろう。

音の心地よさにリラクシングなムードを覚えながら、気分を上げてくれる。


この感覚はきっとCovesならではのもの。

そこに、バンドとしての質の高さを改めて感じさせられる。


・Coves 『夜間飛行』 Music Video



17歳の頃に制作した楽曲をリアレンジした楽曲『夜間飛行』。

曰く、「歌詞も当時のままで、思い入れのある楽曲」。


サウンド的には3ピースの素朴なバラード曲で、夜の心にじんわりと染みてくるようなメロディーラインとサウンド、

ストーリーや感情を確かに伝える思いの乗った歌声がそれぞれを生かし合い、ぐっとくる世界観を描く。

そして終盤の感情が溢れたようなバンドサウンドに包まれると、さらにその世界観に没入してしまうだろう。


MVは17歳の頃を過ごした地元で撮影。

街を徘徊するノンフィクションなMVもまた、心を揺さぶるものだ。



11月20日には3曲入りの配信シングル『Night on the Planet』をリリースする彼ら。


それ以降の活動については、「ワンマンや自主企画を開催したい」

「サーキットフェス、フェスなどに呼ばれるライブバンドになりたい」と話してくれた。

ライブで聴くそのサウンドは、映画を見た後さながら心に余韻を残すだろう。

是非ライブに参加してみていただきたいバンドの一つだ。


今後はさらに「SNSでの発信も力を入れていく」との言葉ももらっているので、

是非Twitterなどをフォローして、これからの発信をチェックしていっていただきたい。



【リリース情報】



11/20(土)より各種サブスクリプションサービスにて、
2nd Single「Night on the Planet」をリリース

収録曲
1. Night on the Planet
2. Killing me Softly
3. 夜間飛行