元祖高可動域Vtuber、兎々錦サキ(とときさき)。


「コラボの時に隣の子の方を向けるモデルは中々ないので珍しいと思います」と自負する、Live2Dモデルならではの超高可動域、差分の多さ、表情の豊かさが特徴的。特に表情の豊かさは、メインの活動であるゲーム実況でも活かされている。


目指しているのは「リスナーさんにも一緒になって楽しんでもらえるような配信」。

生みの親である“ひたつらさん”、“フーフーさん”の自慢の娘になる事を目標として活動を展開中!


・インドア系ならトラックメイカー/兎々錦サキ【歌ってみた】



最初期に活動場所にしていたIRIAMでの初配信と同日に公開した、初めての動画。自身にとっても「思い出深い」と話す作品『インドア系ならトラックメイカー』の歌ってみた動画だ。イラストは母でもあるフーフーさん、Mixや動画編集は自身で担当している。


切なげで心地よいトラックに、小気味よいリリックのリズム感がクセになる楽曲『インドア系ならトラックメイカー』。歌う際にはその何とも言えない中毒性を生かせるかどうかがポイントとなるだろう。


彼女は柔らかい歌声で、その世界観にしっかりと入り込む。抜群の中毒性をさらに引き立てるような歌唱で、楽曲の魅力を届けている。きっと何度も聴きたくなるという人も多いのではないだろうか。



・雨音ノイズ The Noise of rain - 40mP / covered by 兎々錦サキ【歌ってみた】



『東京シュノーケル』の歌ってみた動画の制作の裏で、自身でMixや動画編集を行った作品『雨音ノイズ』の歌ってみた動画。

イラストは元々親交の深かったイラストレーター・又平たくみさんが担当している。


「東京シュノーケルの制作過程で、フーフーさんやしろいろモードの臼水さんのやりとりに刺激を受けて、私自身もこだわった動画の編集をしてみたいと思ったのをきっかけに、元から大好きだった曲で制作しました。歌も動画も私の“やってみたい”と思った表現をたくさん使った動画になっています」と話す入魂の作品だ。


楽曲の世界観同様、その歌声も切なさが極まる印象。まるで雨に打たれているかのような切なさが伝わってくる。歌声の表現力の高さが分かる歌ってみた作品だと言えるだろう。


・【 2周年記念 】 東京シュノーケル (feat. nicamoq) Yunomi / covered by 兎々錦サキ 【 歌ってみた 】



「イラスト・Mix・動画編集など全て信頼している方や憧れの方にお願いして制作していただきました。構想も含めて約1年かかった、2周年記念の動画です。フーフーさん曰く、〈頑張った部分は背景。さらに普段の元気な兎々錦さんをすこし物寂しい世界観で描いたので、バランス感に気をつけた〉そうです!」と話す作品『東京シュノーケル』の歌ってみた。


ストーリー性と確かな世界観を感じる映像と、その世界観に連れて行ってくれるような透明で感情の乗った歌声。そんな音と映像によって、まるでアニメや漫画を見ているような感覚になる作品だ。そして細部までその世界観を堪能したいと思い、何度も見ることになる。




この先の活動で叶えたいことを尋ねてみると、「オリジナル曲を作ってみたい」「モデルチェンジをしたことがないのでしてみたい」「それ以外にも色々挑戦したい。見てくれている人への感謝の気持ちを、活動を通して伝えたい」とたくさん話してくれた彼女。


この先もさらに進化し、表現するものとしての質をさらに高めていく可能性は高いだろう。今後の発表を、楽しみに待っておきたいところだ。