1989年11月23日生まれ。東京都出身のピアニスト、三浦コウ。


9歳よりクラシックピアノを学び、知人ピアニストの演奏に感銘を受け音楽の道へ進む事を決意する。
東京音楽大学ピアノ演奏家コースを経て、同大学院音楽研究科修士課程を修了。


ヨーロッパ国際ピアノコンクールin Japan 第1位グランプリを受賞し、ガラコンサートに出演。

クラシック楽曲のレパートリーを広げると共に、オリジナル楽曲の制作にも力を注いでおり、独自の世界観を表現している。


2021年、"季節の旅"をテーマにした1stオリジナルアルバム『COLORS』を発表。




・優しさ - 三浦コウ (YASASHISA - Ko Miura)



1stオリジナルアルバム『COLORS』収録曲『優しさ』。


歌っているかのようなメロディーラインや瑞々しく煌びやかなピアノの音色、そして優しく丁寧なタッチに触れ、心が穏やかになっていく1曲。


たとえばあふれだしそうな不安だったり、こぼれてしまいそうな荒んだ思いだったり、そんな感情に支配されている人も、昨今多いのではないだろうかと感じる。

もしそれに心あたりがあるのであれば、是非この楽曲を聞いていただきたい。


きっと、救われるはずだ。



・夏の訪れ - 三浦コウ (The arrival of summer - Ko Miura)



同じくアルバム『COLORS』収録曲『夏の訪れ』。


そのタイトル通り、爽やかに吹き抜けていくような、“夏の訪れ”を感じる1曲。聞いていると青春の匂いがしてくる。

日本においての夏という季節は、もはや爽やかなものではない。うだるような暑さにイライラが募る季節といった方が的確だろう。


しかし誰にとっても、記憶の中の夏は青春の煌めきがあり、爽やかなものであるはず。

この楽曲はそんな、誰かの記憶の中の夏に触れる。そして、聴く者をワクワクさせてくれるのだ。


・[MV] Stay Home - 三浦コウ (Ko Miura)



こちらもアルバム『COLORS』収録曲『Stay Home』。


同作の制作期間には、コロナの影響もあったという。この楽曲のタイトルはまさにそのころを思わせるもの。

多くの人にとって、最初のStay Home期間というのは、決して楽しいものではなかっただろう。

しかしこの楽曲には、楽しげな跳ね感があり、リズムもメロディーラインも華やかだ。


つまり彼は、コロナ禍の悲しみや苦しみに抗いながら、暗闇に光を灯すように明るい希望を持ち、この楽曲を描き出したのだ。

その光の空気感は、もちろん聴く者にも伝染していく。明るい明日が、少し見えてくる気がする1曲だ。



「コロナの中でも家で楽しんでもらいたい」という思いから、YouTubeにて演奏をアップしている彼。
この先の目標を尋ねてみると、「セカンドアルバムの制作、それから大きい都市でツアーもしてみたい。」ということを挙げてくれた。


さらに「今後も人の心に残るようなオリジナル曲を創り、クラシックのレパートリーを広げていきたい。」との言葉ももらっているから、期待は高まる一方だ。

チェックし続けていって損することはまずないだろう。是非、注目しておいていただきたいミュージシャンの一人だ。