世界一の聞き上手、司会の上手いバーチャルタレント、水木瑛斗。
2019年2月4日にデビューを果たすと、以降、歌、VR、雑談、ゲームといった活動をメインに展開。
バーチャルタレントとしての活動は『エピト(Epito)』として行っている。
バーチャルの中で部活を立ち上げるなど、リスナーとの距離が近い活動をしているというのも一つの特徴だ。
・キセキ/水木瑛斗
活動3周年記念として制作した、3曲目のオリジナル楽曲『キセキ』。
曰く”3周年”という部分を意識して制作した1曲だ。
この楽曲には、≪願いが響き合いますように≫≪繋がってくように≫という歌詞がある。
そこには「東雲めぐちゃんの配信を見て、自分はこのバーチャルの世界に飛び込んだ。そして実際に東雲めぐちゃんと一緒に活動することができたりするなど、ひとつ夢が叶った。その自分の活動を見て、今度は自分きっかけで誰かに夢を与えることができたら。そうやってみんなの想いや行動が繋がっていけば嬉しい、素敵だと思って、この歌詞を歌っている」と、いう強い想いが込められている。
実際その背中を見て、その歌声を聴いて、未来に対してポジティブなイメージを持つ人も多いのではないだろうか。
「元々歌をうたって何かをしたい!と思っていたけれど、一回諦めてしまった。こんな自分を好きになってくれる人なんているんだろうかという不安が本当に大きかった。しかし3年間活動を続けてきて、自分に自信がついた。今まで誰かの圧倒的な一番になったことがない、とずっと感じていたが、活動を始め『エピトくんが一番好き!』と言ってくれる人がいて、本当に自信をもらった」。そんな風に話す水木。
もちろんMVにもこだわりがあり、「イラストもかなりの枚数を描いていただいた」とのこと。
そんなMVからも是非、曲と合わせてストーリーを感じていただきたい。
・Eito Mizuki LIVE TOUR 2022 Love Delivery Man
2022年2月4日に開催した3周年記念ライブの模様。
曰く「自分のやりたいことを詰め込んだライブで、バーチャル男性アイドル“水木瑛斗”として活動していこう!という、今後の活動の方針が固まった」ライブになったという。
「元々ジャニーズが好きで、ジャニーズのようなライブがしたいという気持ちがあったので、そういった演出も取り入れている」との言葉通り、リアルとバーチャルの垣根を超えるようなライブは、見るものというより体感するものだといえるだろう。
・【MV】鶸色の月【オリジナル曲】
水木瑛斗として発表した2曲目のオリジナル楽曲『鶸色の月』。
「VRChat」内に広がるショッピングモール、Xworld。
自身が支配人をつとめていたそんなショッピングモールのテーマソングが、この楽曲だ。
「初めて聴いた時、イントロから神曲だ!と思った。だから楽曲をいただいた時めちゃくちゃ嬉しかった!」と話す同曲では、作詞を自身で担当。
「XWorldに伝わる伝承が曲のテーマで、大和言葉・日本の綺麗な言葉を曲に入れたかった。そんな歌詞の世界観を、楽曲のサウンドなどにも組み込んでもらえた」と話す通り、80年代、歌謡曲っぽい雰囲気もあるサウンドの中に、どこか和の空気感もあり、それ特有のセンチメンタルさが感じられる。
そんなサウンドと中性的な歌声の相性も抜群で、聞いているとどんどんとその世界観の中に引き込まれていく。そんな没入感の高い1曲だ。
「3周年のライブを終えて、とても楽しかった。今回のような圧倒的な文化祭!のようなライブを毎年やっていきたい」と話す水木。
そんな彼にこの先の展望を尋ねてみると「夢はでっかく!世界一のバーチャルアイドル!国立競技場でライブして、国歌斉唱した初のVTuberになる!」「ユニットとして活動している『はぴのひ』でも大きいライブやりたい!5大ドームツアーとか!夢はたくさん!」との回答が。
なんとなく、それも叶えていってしまいそうな気がしてくるから面白い。
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