歌とドーナツが大好きな妖精Vtuber、ひなの羽衣。
・【歌ってみた】ハロ/ハワユ / ナノウ (Covered by ひなの羽衣)
「最初に皆さんに声を届けた思い出の作品」という作品『ハロ/ハワユ / ナノウ』の歌ってみた動画。
ひなの羽衣というVtuberの歌声は、その名前のように軽やかだ。ただその“軽やか”は、“ふわふわとした質感”という意味なだけであって、言葉が軽く響くという意味では決してない。むしろ、その言葉にはたっぷりとリアルな感情がこもり、非常に重たく響く。まるで自分自身の心からの思いを吐露しているかのように響くのだ。
だからきっとこのカバーも、生きづらさを感じながら日々をなんとか耐えている多くの人に、自然と共鳴するだろう。
そしてそれに救われる人が、たくさんいるはずだ。
・【歌ってみた】ニア / 夏代孝明 (Covered by ひなの羽衣)
「MV担当の犬飼氏から直接リクエストいただいた」と話す楽曲『ニア/ 夏代孝明』の歌ってみた動画。
「高音が難しくかなり頑張った楽曲」との通り、羽のように軽やかに舞う持ち前の美しい歌声が、この楽曲ではさらに天高く舞う。
サウンドの柔らかい雰囲気と歌声の雰囲気の相性も抜群で、聴いていてなんとも心地よいカバー作品となっている。
そしてやはりこの楽曲でも、その歌声にたっぷりと感情が乗っていることが感じられるので、ストーリーの中に没入できる。
その表現力もまた、彼女の武器の一つだろう。
・【歌ってみた】ダーリンダンス / かいりきベア (Covered by ひなの羽衣)
これまでは綺麗めな楽曲のカバーが多かった彼女だが、この楽曲『ダーリンダンス / かいりきベア』はまた少し毛色が異なる。
実際自身でも、「この一曲でカッコ良さという新たな一面を見せられたと思う」と話すなど、チャレンジングな作品となっている
柔らかくて美しいその歌声は、綺麗な雰囲気の楽曲と相性が抜群なことはわかっている。
でもそれだけではなく、こうした攻撃的なサウンド感の楽曲の中でも映えることに気が付かされる。
その歌声の柔らかさや美しさの中に、鋭利さを持ち合わせていることも分かるカバー作品だ。
今後は「もっとたくさんの方とコラボしていき交流を増やしていきたい」という彼女。
きっとその歌声に癒される人はたくさんいる。特に今、癒しを必要としている人はたくさんいるはず。
そんな人たちに知っておいていただきたいVtuberだ。