脱法ロリ鬼Vtuber、羽柴紅魅。


2018年7月12日にテストとなる配信を発信。
その後人狼系や雑談、ゲーム配信などを中心に展開している。


愛くるしい雰囲気の声質も一つの特徴で、歌声においてはその“可愛い”のふり幅が大きいのもポイントだ。




・【ロリ鬼が】エンヴィーベイビー 歌ってみた【kanaria - Covered by 羽柴紅魅】



「もともとこの曲を知ったのが、同作曲者の『KING』を聴いたのがきっかけ。原曲の冒頭のセリフパートのキャッチーさや4つ打ちのビートが気に入ってカバーしました」という1曲『エンヴィーベイビー』。


楽曲のどこか狂おしいような雰囲気と、彼女の愛らしい歌声の相性は抜群。その可愛さも、1曲の中で様々な質感を使い分けているのが印象的だ。


切れ味の鋭いサウンドのカッコよさとのギャップもあって、かっこよくてかわいいという、両極端の魅力、そして改めてその表現力の高さを感じることが出来るカバーとなっている。


また高音パートの美しさは必聴だ。音域の広さもまた、彼女の武器の一つだろう。



・✤ 食虫植物 Carnivorous Plant 歌ってみた / 羽柴紅魅



活動3周年のタイミングで公開した楽曲『食虫植物』の歌ってみた動画。

「原曲の持つアンニュイな雰囲気がもともと好きで、けっこう前から絶対歌いたい!と思っていた」とのこと。

そして3年の節目で公開。


「曲の雰囲気に合わせて、少しけだるげな表現を意識した」という言葉通り、甘くて可愛い雰囲気ではあるものの、先の『エンヴィーベイビー』とはまた若干異なる、アンニュイな雰囲気の歌声になっている。同じ人が歌っていると説明されなければ、気が付かない人もいるのではないかと思うほどだ。


自分の魅力をしっかりと出しつつも、それを楽曲の中に違和感なく融合させることが出来るアーティストであることが分かるだろう。


・✤ デビル 歌ってみた / 羽柴紅魅



「16分ノリのビートと可不の可愛い声に魅力を感じた。と同時に、難解なリズムや途中の変化などの要素が難しいと感じていた」という楽曲『デビル』の歌ってみた動画。「なので、いざ自分のものにしようとしたときには結構苦労した」とのこと。


そんな同曲で彼女は、先の2曲とはまたちがった甘い歌声を聴かせる。可愛いのゲージをマックスにしたようなその雰囲気は、衣装の雰囲気や歌詞のちょっと攻撃的な雰囲気と相性ピッタリ。まさに自分のものとして歌い上げているカバー作品だ。


これらの3曲を聞いて、ベースに“可愛い”がありながらも、その可愛さを事細かに変貌させていく彼女の歌声の幅の広さに驚かされた人も多いのではないだろうか。




今後の目標は、「YouTubeのチャンネル登録とTwitterのフォロワー10,000人にすること。さらにオリジナル曲も出したい」と話してくれた。

巧みな表現力で魅了する彼女のオリジナル楽曲は、今から楽しみでならない。是非Twitterなどをフォローして、その瞬間を楽しみに待っていていただきたい。