スッと染み込んでくる歌声と日常を切り取り物語が進行していくような楽曲を武器に、札幌を拠点に活動中のシンガーソングライター、大島夕采。


17ライブの配信や、PALMIX(パルミックス)という演劇メンバーと共に『音楽×演劇』という新しいエンターテイメントを探している。
現在の自身の活動の中心は配信。


また新曲の制作や楽曲提供にも励んでおり、最近ではYouTubeチャンネル「シデン!エンセン!札幌市電沿線ガイド」でリポーターをやっているということもあり、シデンエンセンというテーマソングを提供した。




・大島夕采 カフェオレ Official Video



キャッチーなメロディーとテンポで人気の高い、2015年制作の楽曲『カフェオレ』。


「ミスドでボサノバ、ラテンチックな音楽が流れているのを聞いて、自分の曲も大好きなお店で流れたらいいのになと思い作ったのがきっかけ。覚えやすくて人気な曲だと思う」という意外な製作な裏話をしてくれた1曲だが、まさにその緩めのボサノバやラテン系の軽やかさが、いい塩梅で楽曲に乗り移っているように感じられる。


メロディーラインも同様に軽やかで、思わず口ずさみたくなるような雰囲気。

それでいて歌詞は切なげでストーリー性も感じられる。そのギャップもまた、この楽曲の魅力。


・大島夕采 雨の日 Official Video



「小説を読み始めるような世界観が特徴の曲です」と話す楽曲『雨の日』。

その言葉通り、物語が流れていくようなテイストのゆったりとしたバラードソングだ。


彼女自身小説が好きで、この曲に限らず物語を読んでいるような曲が多いが、中でもこの楽曲は文章やシーンが目に浮かぶように耳に入ってくる。

気が付けばそのストーリーや、感情に引っ張られて、まるで本当に小説でも見ているかのような感覚に陥るはずだ。


それは楽曲自体の物語性や言葉の選び方によるところはもちろんながら、感情がしっかりと込められていながらも、ストーリーテラー的でもある彼女の歌声によるところも大きいのだろう。



「2022年にはアルバムを出す予定」だという彼女。


「6月4日に出す予定で、6曲入り。2009年制作、音源化してほしいという声が多かった『手と手と影』や普段のライブでやっている人気な楽曲も含まれる。アコースティックテイストだけどフルアレンジ」と具体的な内容についても言及してくれているので、まずはそのアルバムを楽しみに待っておこう。


もちろん、それ以降の活動についても、是非YouTubeのチャンネル登録やTwitterのフォローなどをして、チェックし続けていっていただきたい。


【ライブ情報】


◆5月1日(土)

「イヤフォンの中の世界vol.2」
Open 18:30
Start 19:00
¥2000(別途1ドリンク)

◆6月4日(土)
ミニアルバム「kalanchoe」発売ワンマンライブ
「それは、日常の花束。」
Open 18:30
Start 19:00
¥3000(別途1ドリンク)