新潟出身のシンガーソングライター・果歩。2018年4月に上京し、以降下北沢や渋谷を中心に活動している。
15歳だった2015年8月より、新潟を拠点にライブ活動を開始。2017年5月には、地元新潟の大型サーキットライブNIIGATA RAINBOW ROCK に初出演し、2019年まで3年連続出演を果たした。
同月、崎山蒼志を見出したことで知られるAbemaTV『日村がゆくフォークソング大会』の第一回大会で強烈なインパクトを残し、優勝。2018年夏には未確認フェスティバル2018セミファイナルに出場した。
2019年2月6日に初流通となるシングル「光の街」をリリース。2019年10月9日に初全国流通盤EP「水色の備忘録」をリリースし、10月15日には東京での初ワンマンライブを下北沢SHELTERにて開催した。
2020年6月から3ヶ月連続で弾き語りによる新曲を、10月28日には新曲4 曲を加えた弾き語り音源のEPを配信リリース。2021年3月24日に石本酒造「越乃寒梅」新潟市成人式イベントWEB CMソングとして書き下ろした「ブルーアワー」を配信リリースし、9 月1 日には約2年ぶりとなるバンドサウンドによるEP「きみと過ごした街のなかで」をリリースした。
2022年からは継続的に配信リリースを重ね、2023年10月には初のアニメタイアップとなるTVアニメ『聖剣学院の魔剣使い』エンディング主題歌「ゆるり」をリリース。11月8日、直近のリリース曲に新曲を加えたEP「まばゆい」をリリースした。
収録曲の「きらきらひかる」はTVアニメ『星屑テレパス』とのコラボレーション楽曲となっており、「第11話直前特別映像feat. 果歩」がYouTube にて公開されている。
2025年3月26日にデジタルシングル「最後のウィークエンド」、7月2日にデジタルシングル「pizza」をリリース。
現在、ライブを絞る代わりにリリース中心の活動になっている果歩。ライブに関しては自主企画的なものも多く、さまざまな手法でファンを笑顔にしている。
今まではライブに力を入れてきたが、一昨年のワンマンライブとアニメソングを経てひとつひとつを丁寧にやっていきたいという気持ちになったという。今年10周年を迎えたため、記念のライブがしたいという思いもあるそうだ。
・果歩 / pizza (Music Video)
2025年7月2日にリリースされたデジタルシングル「pizza」のミュージックビデオ。果歩の紡ぐ言葉や声の良さを感じられる作品だ。
果歩が「新しい自分を表現した曲」と語る本作品。サウンド面でも新しいことにたくさん挑戦しているのだそう。
恋愛の酸いも甘いも経験したことがある方にこそ聴いていただきたい楽曲となっている。作品をより魅力的なものにしている映像とあわせてじっくり楽しんでいただきたい。
・果歩 / 最後のウィークエンド (Music Video)
2025年4月2日にリリースされたデジタルシングル「最後のウィークエンド」のミュージックビデオ。丁寧に紡がれた言葉に惹き込まれる作品だ。
果歩が「すごく自分らしい曲」と語る本楽曲。何度もリピートして聴きたくなる不思議な中毒性がある。
コメント欄には「繰り返し聴いてます」「鬼リピしてる」といったファンの声が届いている。映像とあわせて作品の世界に浸ってほしい。
・果歩 / pool (Music Video)
2023年8月23日にリリースされたデジタルシングル「pool」のミュージックビデオ。果歩の憂いを帯びた歌声が印象的な作品だ。
再生ボタンを押すと、彼女の語り掛けるような声が耳に届く。誰しもが一度は感じたことのあるような恋愛の「歪んだ幸せ」が描かれた楽曲となっている。
楽曲を通して聴くと、タイトルの「pool」の意味がわかるはずだ。揺れ動く心が丁寧に表現された一曲を、ぜひ聴いてほしい。
「ファンの方的には言葉の印象が強いと感じる」と話してくれた果歩。歌詞をよく聞いてくれる方が多いと感じており、だからこそ歌詞や文字というのはとても大事にしているという。
曲によっては、本や映画からインスパイアを受けて制作しているものもあるのだそう。今回紹介した楽曲以外もぜひ聴いてみていただきたい。
今後について聞くと、果歩は「音楽はとにかく長く続けていきたいと思っている」と話した。自分のペースにはなるが、曲を聴いてくれる人やライブを見にきてくれる方がいる限りはしっかり続けていきたいそう。
また、「文字を起こすことは好きなことなので、将来的には詩集とか出してみたい。楽曲提供なんかもできたらいいなと思う」と具体的な夢も教えてくれた。
洗練された言葉と澄んだ歌声で、多くの人の心を掴んでいる果歩。彼女がこの先奏でていく音楽にぜひ注目していただきたい。
【リリース情報】
7/2リリース デジタルシングル「pizza」