“オリジナルのメイドアニメ動画”や“歌”などの活動をメインにしている元メイド系VTuber、小鳥遊(たかなし)こばと。


2022年4月にVtuberデビュー。明るく華やかなメイドボイスから、お姉さん感のあるボイス、さらにはダークな一面も見せたり、感情たっぷりの伸びやかな歌声を聴かせたりと、様々な表情を見せてくれるのが一つの魅力。


2022年5月には初めてのオリジナル楽曲『ヒロインになりたいっ!』を発表。
さらなる活躍に期待が高まっている。




・【元メイドが歌う】シル・ヴ・プレジデント/P丸様。【歌ってみた/こばと】



秋葉原のメイド喫茶で働いていた頃には、声優アーティストを目指しながら働いていたという彼女。

結局その夢は半ばで終わってしまい、その後就職して働いていたが、「どこかに燻っている思いがあったのかもしれないと、今となっては思う」と話す。


そして「そんな中、ここ2〜3年のコロナ禍において配信などで活躍する人が大きく増えた。この楽曲のP丸様もそう。P丸様が活動する姿を見て、この活動を始めた。なので、この楽曲はP丸様。へのリスペクトもある。また、そういった方を見ていくうちに『まだ夢を諦めるには早いのではないか』という思いが湧き上がったというのも、活動をスタートした理由の一つ」と言葉を続けた。


そんな彼女が歌う『シル・ヴ・プレジデント/P丸様。』は、明るく華やか、そして元気な質感の歌声で聴いていると心が明るくなってくる。またセリフパートなどで聴かせる様々な声質は声優アーティストを目指していたことの片鱗を感じさせる。その多彩な声も賑やかな雰囲気の演出に繋がっており、この作品特有の華やかさに繋がっているといえるだろう。


「最初はミックスの技術もなく、全て自分でやっていたため、今となっては拙さが気になる曲も多い。しかしこの楽曲はミックスにも慣れ、得意なセリフパートもあり、それこそ活動開始時と比べると格段にクオリティもあがったと自信を持って言える。ここまでやってこられたのは、ずっと応援してくれているファンの皆さんのおかげ」。そんな風に話す、思いのこもった1曲だ。



・【オリジナルMV】元メイドが歌う「一番の宝物 ~Yui final ver.~」/Girls Dead Monster《LiSA》【歌ってみた/小鳥遊こばと】



ファンの方からのリクエストが多かったため取り組んだという楽曲『一番の宝物 ~Yui final ver.~』の歌ってみた動画。


この楽曲を投稿するまではバラードのジャンルはあまり投稿していなかったため、この作品はバラードへのチャレンジでもある。

だからといって彼女は、決してバラードが苦手というわけではない。むしろ過去には声楽を勉強していたこともあり、自身の本領を発揮出来るものですらあるだろう。


実際、先の『シル・ヴ・プレジデント』と同じ人が歌っているとは思えないほどに、大人っぽい質感で、しっかりと感情を乗せた伸びやかな歌声を届けている。その歌声は心の奥の方までまっすぐに届くもので、聴いていると胸がぎゅっとなる。


ちなみに同作は動画に関しても自分で制作。マルチになんでも取り組めるのも、彼女の強みの一つだ。


・ヒロインになりたいっ! / 小鳥遊こばと【オリジナル曲】



2022年5月に発信した自身初のオジリナル曲『ヒロインになりたいっ!』。

曰く「ありのままの自分をそのまま歌った楽曲」。


≪近づいては離れ ひたすらに追いかけた 報われなくてずっと もやもやな日々 憧れのスターが言っていたんだ 「誰もが物語の主人公」≫と歌う歌詞では、夢を諦めてしまった過去を歌い、≪信じて 信じて 走ってきた 夢のステージ目指して(叶えたいんだ もっと) 諦めなければ夢は逃げない...!≫という歌詞では今の取り組みを歌う。そしてサビでは、未来の自分を歌うという、彼女の過去・現在・未来を歌う1曲なのだ。


そんな歌詞の世界観や、ひたむきに聴こえるその歌声に、ぐっとくる。思わず応援したくなる楽曲だといえるだろう。


また、この楽曲にはコールアンドレスポンスもたくさんある。「それもやっぱり、ファンの方のおかげで今があるからという想いから。一緒に歌いたいという想いから」だという。そんな想いも、彼女を応援したいと思わせてくれる理由の一つだろう。

大サビ前には「届けーっ!」という熱い叫びがあるが、それはなんとアドリブで出てきたものだそうだ。そこには、「夢を諦めてから再び夢を追いかけ始めた今に至るまでの全ての思いが詰まっていて、それがこの“届け”という言葉となって出てきた」とのこと。

もう一つ、この楽曲についての情報を綴るならば、過去に実施したクラウドファンディングによって実現された楽曲だというのも触れておきたいところだ。


もともとは活動のための環境を整える目的で実施されたものだったが、ファンの方の想像を超える熱量によって、大幅に目標を達成できたためこの楽曲の制作に至った。そんな経緯があったため、この楽曲には「これからも一緒に夢に向かっていこうね」という、共に歩む思いが込められているのだ。

ちなみにこの楽曲には、メイド時代に培った経験をふんだんに盛り込んだ『ヲタ芸バージョン』もある。「悪ノリも入りつつではあるが、自分の経験も活かせたこのアレンジは、自分らしいアレンジだなとも感じている」とも話すそんな『ヲタ芸バージョン』も是非聴いてみていただきたい。




今後の大きな目標は、「3Dモデルでのライブの実現」。


「もちろんそこまでの道のりは長いので、まずは着実に一歩一歩進んでいきたい。また、その道程の過程で、叶えられなかった声優としてのお仕事なども実現していきたい」とも話してくれた。


様々な質感の表現を使いこなす彼女ならば、声優のお仕事も3Dライブも、実現していっても何も不思議なことはない。

“諦めなければ夢は逃げない”ことを、きっと証明してくれることだろう。