千葉県出身のシンガーソングライター、UEBO。
作詞作曲に加えトラックメイク/アレンジも自ら手掛ける。
“ネオ・サーフミュージック”をテーマに掲げた、オーセンティックなサーフミュージックはもちろん、フォークやロック、レゲエからコンテンポラリーなR&B/ヒップホップまで、年代もジャンルも自由に往来する、独自のレイドバックしたミクスチャー感覚は唯一。
ソフトなタッチだからこそ耳に残るメロディー・ボーカルとともに生み出される楽曲群は、ときに日常の生活や景色に溶け込み、ときに日々の喧騒から静かな砂浜へと誘ってくれるよう。
2017年の夏にリリースした『Moonlight Wedding』は、Spotifyの『バイラルトップ 50(日本)』にてチャート第2位を獲得し、その後もストリーミング数は伸び続けロングヒット。
翌年5月にはミニ アルバム『UEBO』をリリース。2019年のシングル『Milk & Coffee』と『Photograph』では、そのオリジナリティをさらにアップデートし、2020年の2月には注目のラッパー・ASOBOiSMを迎えたシングル『No Drama feat. ASOBOiSM』を発表。
そして2020年11月より、12カ月連続でシングルをリリースしていく。第3弾『Hometown』は、YouTube再生回数20万回を突破。
2021年2月公開の『Lights』を使用した中国電力WEB CMが100万再生を突破。
2021年5月リリースの第8弾『Drops』は秘密のケンミンSHOW極(読売テレビ・日本テレビ系全国ネット)のエンディングテーマに決定。
FM佐賀『Hyper Play』、福岡LOVE FM『Cool Cuts』、Inter FM『Hot Picks』に選出。
2021年6月リリースの第9弾『Small lens』ではniko and ...とのコラボレーションMVを制作。
Shin Sakiuraプロデュースの第11弾『Mabataki』、Inter FM『Hot Picks』にも選出された安次嶺希和子フューチャリングの第12弾『Good Night』では、新境地を見せ話題を呼んでいる。
・Hometown / UEBO (Official Music Video)
2020年よりスタートした、12ヶ月連続リリースの第3弾『Hometown』。
きっと多くの人がそうだと思うが、最初は嫌いだった地元も、そこを離れて年齢を重ねると、そこにポジティブな想いを抱くようになるもの。
そんな得も言われぬぐっとくる感情・経験をネオ・サーフミュージックにのせて描くから、よりエモーショナルに響く。
ビートミュージックとジャジーなエレキギターサウンドは、Tom Mishにとても強く影響を受けたそうだ。
それを自分なりに上手く消化し発信しているのが、彼の魅力の一つだろう。
・UEBO / Lights (from "Calendar" -ONE MAN LIVE- )
「ギター一本でやるという自分にとっての原点」で描く、楽曲『Lights』のパフォーマンス模様。
「12ヶ月連続リリースで新しいネオサーフの表現を追求する一方で、原点であるアコースティックな部分も出したい、と思いこちらを制作した。ギター一本でアレンジを考えるから、必然的にシンプルな楽曲になる。その分言葉は太く、より届きやすくなっていると思う」というその言葉の通り、言葉一つ一つ、そして何より歌声の響きの深さ・良さが、さらに伝わりやすくなっている。
『Hometown』とほぼ同時期に制作したというこの楽曲で描かれているのは、“家族愛”。
「これまでよりも素直に、自分が人間として歳を重ねて感じることなど、自分の中からすっと出てきたもの。だからこそ制作は早かった」とのコメント通り、描かれている言葉はとてもリアルで、聴く人と共鳴するものだ。それもまた、楽曲の感情の中に飲み込まれていく理由の一つだろう。
・「Predawn」
アレンジャーにAwesome City Club・モリシーを迎えて制作した楽曲。
「音楽活動を長くしてきて、自分と同期のような方がいた。性格が自分とは真逆のタイプで破天荒だったり、でも周りの人を楽しく巻き込むのが上手だったりして、見ていて羨ましいな、というネガティブな感情を抱くことが多かった。直接接点が多かったわけじゃないけれど、人伝に彼が何をしているのかいつも気にしていた」。
ちなみに同曲は、2022年3月2日リリースのEP『+1』(プラスワン)のリード曲だ。
この先の目標を尋ねてみると、「でかいところでやりたい。野外が似合うアーティストになりたい。日比谷野音とかに立ちたい。応援してくれるみんなと、今のチームと、みんながハッピーになれるように一緒に大きくなっていきたい」ということを挙げてくれた彼。
もちろん小さな部屋も照らしてくれる音楽であることは間違いないが、きっと彼の歌は、音楽は、大きなステージも似合うだろう。
是非その時を楽しみに、追いかけていっていただきたい。
【ライブ情報】
【リリース情報】
2022年3月2日リリース