シンガーソングライターでありソロ音楽プロジェクト、Watana Besta SOCIAL club(ワタナベスタソシアルクラブ)。
作詞・作曲のほか、編曲・撮影・デザイン・映像編集まで自ら手掛けるマルチクリエイター。
多くのCMソングや映画や舞台の音楽監修、ラジオジングルなどを手掛けるほか、メジャー・インディーズアーティストへの楽曲提供や編曲・作品プロデュース、自らもCMや映画に出演するなどその活動は多岐に渡っている。
デビュー10周年を迎えた2021年には12ヶ月連続で弾き語りワンマンライブと新曲発表を行う『Soul Mate』を開催し話題に。入場チケットは全公演完売し盛況を納めた。
独特の空気感を纏った甘くどこか切ない歌声、映像が飛び込んでくるドラマティックな言葉や世界観など、その多彩なソングライティング能力は音楽ファンのみならず多くのミュージシャンにも支持されている。
・【MV】いつも通り/Watana Besta SOCIAL club
舞台『家族じゃない』の主題歌として書き下ろした楽曲『いつも通り』。
「家族や誰かとの暮らしの中で、当たり前のように通り過ぎていく全てが当たり前ではなかったことを思い知らされた今だからこそ、聴いて欲しい歌」と話すこの楽曲で彼は、≪何もないよ 別にいいよ 過去も未来もここにあるから いつも通りの何気ない いつも通りの日々の中に≫と、“いつも通り”の素晴らしさにフォーカスする。
そんな歌声や言葉、サウンドに触れ、自分にとっての大切なものに改めて目を向ける人も多いのではないだろうか。
そしてそこで、手の中にあった幸せに気が付くはずだ。
・【MV】モノクローム/Watana Besta SOCIAL club
2018年1月21日配信リリースした楽曲『モノクローム』。
「普段目にする景色は変わらないのに"愛する人"がいないだけで色さえも失ってしまう、そんな誰にでもあるようなラブソングです。MVは、北海道の地元である札幌市と江別市の景色をふんだんに織り込んだ映像になっています」とコメントをくれた同作は、作詞・作曲・編曲の他に、初めてMV制作も自身で行った作品だ。
ただこの楽曲は、切ないだけの楽曲ではない。≪今よりももっと自由になって 今よりももっと素晴らしい日々が 僕らを待ってる 信じていいよね?≫と、辛さを抱きながらも、未来へと目を向けるのだ。
きっとその主人公の姿勢に自分を重ね、救われる人もいるだろう。
・「証し」
2021年に12ヶ月連続で開催したワンマンライブ『Soul Mate』の最終回#12に発表した新曲『証し』。
「今ここにある全てがここにある意味、そして僕自身が歌を歌う理由を綴りました。ずっと歌い続けたいと思えるような大切な歌になりました」と話すこの楽曲は、「一昨年5月に喋ることもできないくらい声が出なくなってしまって、歌う理由について改めて考えさせられた」という経緯から生まれた1曲だ。
そんな感動的ともいえる楽曲でありながら、特にサビが、口ずさみたくなるようなメロディーラインで描かれているというのもこの楽曲の魅力の一つだろう。
この1年の活動について尋ねてみると、「形にしていく年にしたい。アルバム制作やリリースをしていきたいし、大きなホールでのライブをやって、今の姿をお見せできたらなとも思っている。行けたら色々な街にいきたい」と答えてくれた。
各配信サイトにて販売中
「いつも通り」
「モノクローム」