都会的なメロウ感と、無垢な透明感を併せ持つ歌声のシンガー、青野りえ。
富山県出身。
また、コナミ『pop’n music』『beatmania』等のゲーム音楽での歌唱や、資生堂、ユニクロのCMナレーション等、様々なレコーディング、ライブ、TV、CMで活動している。
2017年、関美彦プロデュースのもと、伊賀航、北山ゆう子、井上薫(ブルー・ペパーズ)ら参加の1stソロ・アルバム『PASTORAL』(VIVID SOUND)をリリース。ジャパニーズ・シティポップ/AORファンの間で話題となった。
2021年、『The Bookmarcs』の洞澤徹が作曲・編曲を手がけた『Never Can Say Goodbye』を配信リリースし、好評価を得る。
世界的にシティポップの人気が高まるなか、ますます注目が集まっているシンガーだ。
・青野りえ「エンドロール」MV
2ndソロ・アルバム『Rain or Shine』収録曲『エンドロール』。
特にブラックミュージックを思わせるディープなノリに軽やかさを両立させているところや、歌謡曲にも通ずるようなキャッチーさに心地よくたゆたう上品な雰囲気を掛け合わせているところに、日本流のアダルト・オリエンテッド・ロック!を強く感じる。
一朝一夕では出せないような洗練されたムードがあるこの音楽は、大人の人が懐かしさをもって楽しむことが出来るのはもちろんのこと、若い世代の方にも新感覚で聴けるのではないだろうか。
・青野りえ『Rain or Shine』全曲試聴トレイラー
ジャパニーズAOR/シティポップファンの間で話題となった前作『PASTORAL』と同じく、鬼才シンガーソングライター関美彦がプロデュースを担当した2ndソロ・アルバム『Rain or Shine』。こちらはその全曲トレイラー映像。
そのタイトル通り“雨”や“水”をコンセプトにしているアルバムで、「コロナ禍ということもあり、“大切な人を待つ”というテーマを全曲にわたって意識している」と話す同作。
さらに軽快でありながらドラマチックな『九月の水』、雨上がりのムード漂う『Rainbow in your eyes』、そして先の『エンドロール』、情景描写に引き込まれる『雨に唄えば』、思わず口ずさみたくなる美しいメロディーラインに惹かれる『ラストシーン』、アコースティックギターと柔らかい歌声がハマる『片影』、スローなテンポなのに躍らせてくれる『夜明けのダンス』と、バラエティ豊かな楽曲群が収録された同作は、きっと時代を問わず、長く聴ける1作だ。
レコーディングにはベースに伊賀航(細野晴臣、星野源等)、ドラムに北山ゆう子(堀込泰行、キセル等)、ギターに山之内俊夫(花澤香菜、ROUND TABLE等)、ピアノに長谷泰宏(ユメトコスメ)と、錚々たる面々を迎え、ミックス/マスタリングは良質なポップスを多数手掛ける佐藤清喜(マイクロスター)が担当。
「今後もアルバムをどんどん世界に届けていくような活動にしていきたい。次作の構想も練っているところなので楽しみにしていてほしい。また、これまでの作品も、長く聴いていただけるような作品だと思うので、少しでも多くの方に届けていけたらいいなと思う」と、この先の活動についてコメントをくれた彼女。
もちろん音源も楽しみに待っておきたいところ。
【リリース情報】
先行配信シングル『Never Can Say Goodbye』を収録したミニアルバムを現在制作中。
■青野りえ「Never Can Say Goodbye」MV