UK・サイケ・オルタナ・グランジといった洋楽的なサウンドに真っ直ぐと響く日本語。
・「unlock」puff noide Live 2022.11.23 浅草花劇場
普段『浅草Gold Sounds』をメインにライブ活動をしている彼ら。こちらは、浅草花劇場でのライブ映像だ。披露しているのは楽曲『unlock』。
「昔は『こんなの嫌だ』的な暗い曲が多かった。今は『平和』『感謝』とか『楽しんで行こうぜ』といった内容が多い。時折恋愛っぽい曲も作っている。コロナ禍でもバンドは足止めせず。バンドでは月1ペースでライブしていて、Vo.としぞーは弾き語り活動を多くやっている」と話してくれた彼らのライブ・音楽の魅力は、この2分ちょっとの映像からでも伝わってくるだろう。
・puff noide -「音鳴rule」 MV (Vertical Video)縦型
「明るい感じ。音楽やれていて幸せだなぁという、続けていられることへの感謝の気持ちを込めた」という楽曲『音鳴rule』。
これまでは癖の強いメンバーたちが多かったというpuff noide。「いまは自分のやりたいようにやらせてもらっている。みんなが僕の脳内でイメージしているものに合わせてくれている」とは、としぞー談。
≪心が躍るようなその喜びを 心が震えるほどの感動を 音の波にのせて分かち合おうぜ≫と歌うその歌詞は、音楽というものの魅力をこれでもかと伝えてくれる。どこかキラキラした雰囲気のあるバンドサウンドや明るい歌声からもポジティブな空気感が伝わり、気分が高揚する。
「大人ルール、大人のルールに縛られず自由にやっていこうぜ!」というメッセージ性もあって、聴いていてなんだかワクワクする作品だといえるだろう。
・puff noide [Circle] Japanese indie rock band
「昔の楽曲だが今でもバンドの代表曲」だとコメントをくれた楽曲『Circle』。
「コロナ禍でフラストレーションが溜まっている世の中の状況。そういったものを壊せる力をもった楽曲」だと言葉を続けた同曲は、鋭利なバンドサウンドとパワフルな歌声に高いパンチ力を感じる。
≪誰かになんと言われても 嫌な物は嫌だ 後悔先に立たぬように 意思を貫けよ≫と歌う真っ直ぐな言葉たちもまた強烈なメッセージを孕み、突き刺さる。
イラつく事を蹴散らして、あらゆる事を蹴散らして、“やってやろう!”という気持ちになる人も多いのではないだろうか。そんな、刺激を与えてくれる1曲。
「コロナ禍で新メンバーが決まり、世の中の混乱の中、浅草(浅草Gold Sounds)を中心に、配信ライブを取り入れながら絶えずライブハウスで活動をさせていただいた」と感謝の想いを口にする彼ら。
「コロナ後の活動は、『コロナの中で活動していて凄い!お客さんがいなくても仕方ない!』が通用しなく、本当に世の中に支持される音楽や、皆さんに喜んでいただけるような表現、立ち回りをしなければ通用しない」とも話す彼らのワンマンライブには、期待しかないだろう。
【ライブ情報】
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