大阪を拠点に活動するシンガーソングライター、ニューアヤカ。
繊細でかつ大胆な歌声と、自由自在に動く気持ちの良いメロディーによって歌詞を踊らせる。特に、往年のJ-Popを聴いてきたことも大きな影響を与えているであろう抜群のポップセンスは、多くの人の心をつかむものだ。弾き語りだけでなくバンドセットでのライブにも定評があり、ライブ、リリース共に積極的な活動を展開中。
元々はayaka名義で活動を展開していたが、「自分のオリジナリティを残しつつも再出発を切りたい」という思いのもと、令和5年10月にニューアヤカへと改名。以降、ニューアヤカ名義で活動を行っている。
・Ruby
2023年10月25日に発表した、ニューアヤカとして初の配信シングル『Ruby』。オーディションの賞金で制作した1曲だ。
「初めてバンドメンバー全員がアレンジに参加した作品」だという同作では、煌めくようなポップセンスが光る持ち前のキャッチーなメロディーラインを、バンドサウンド全体でより立体的に映し出す。サビに圧倒的なキャッチーさがあるのはもちろんのこと、サビ以外のパートも自然と口ずさめるような仕上がりなので、気が付けば全部歌えてしまう1曲だといえるだろう。
・ayaka「Know what I mean?」(Official Music Video)
再生回数4.3万回(2023年11月時点)を達成している楽曲『Know what I mean?』。
ストーリー性があってはっきりと画が浮かぶ歌詞を噛み締めながら没入するも良し、ただただノリ良く聴くのも良しと、色々な楽しみ方が出来る1曲となっている。
・ayaka「lili」(Official Music Video)
「ギターがメインのミドルバラードで、自分の曲の中でもファンが多い曲」だというのは、楽曲『lili』。
縦型の映像と、中央にバランスを整えた白文字。夜の窓辺や薄暗い部屋、夜の公園など、映像だけを見ても、心の奥がざわざわしてくるようなエモーショナルな魅力を持つ作品であることが分かる。それはいつにもまして感情的に響く、まさに繊細かつ大胆な歌声や、感情をそのまま音にして鳴らしているようなバンドサウンドからも感じとることが出来る。
いつかの思い出と共鳴するという人も、もちろん今の自分自身で、等身大の共感が出来るという人もたくさんいることだろう。そうして、自分の中の大きな愛を見つめられる1作。
歌声や描く世界観、さらに鳴らす音のクオリティには確かなものがあり、この先さらに注目度を高める可能性は高いだろう。今、チェックしておいて損のない存在であることは確かだ。
11/26(日)szsy pre.「在るべき邂逅」@大阪アメリカ村・ANIMA,BRONZE,Pangea