
乃木坂46の1期生としてデビューし、ミリオン達成や東京ドーム公演、そしてグループ史上最多となるライブ出演数を記録するなど圧倒的な支持を集めた川後陽菜。卒業後はアイドルという枠組みを飛び出し、ファッション、音楽、デザインの領域を自在に横断するマルチクリエイターとして独自の存在感を放ち続けている。
グループ在籍時から『Popteen』専属モデルとして支持を集めていた彼女は、卒業後にその感性をさらに開花させる。国内外のファッションショー出演や海外誌『HOOKS MAGAZINE』の表紙起用、日韓のカルチャーを繋ぐスタイリングワークなど、活動の場を世界へと拡大。さらに自身が手掛けるブランド『YONAKA』の立ち上げや、FILA・atmosとのコラボスニーカーがメディアで特集されるなど、ファッションアイコンとしての確固たる地位を築き上げた。
現在はアーティスト、スタイリスト、デザイナー、モデル、ラジオパーソナリティー(FM福岡・FM長崎『川後と夜中』)など多角的な顔を持ち、衣服と音、そしてビジュアルを連動させたクリエイティブを精力的に発信している。
グループ活動に区切りをつけフリーランスとなった際、「アイドルはやりきった」という想いを抱く中で出会ったのが、本来惹かれていたファッションやスタイリストの道だ。その中でプロデューサーの和田直希氏と出会い、ファッションの仕事や活動との引き換えに提案されたのが「歌」の活動であった。
アイドル時代は歌が得意なメンバーという自覚はなく、フリーランスとしての始動時も「音楽活動を行っていこう」という気持ちは少なかったと振り返る。厳しい環境で歌に向き合ってきた経験から苦手意識すら抱いていたが、ボイストレーニングに一から通い重ねていく中で、徐々に自信を深め前向きな表現へと変えていった。
こうして始動したのが、ソロプロジェクト“川後陽菜 & YONAKA Band”だ。「架空のバンド」をコンセプトに、2023年にロサンゼルスにて開催されたフェスでデビュー。全曲「夜」をテーマに掲げ、夜の孤独や心揺れる情感に寄り添う世界観を表現している。
最大の魅力は、ギターを排したピアノ・フレットレスベース・ドラム(サポート:橘哲夫、和田直希、山中綾華)という異色のアンサンブルと、彼女の描くクリエイティビティの融合だ。憂いを帯びた透明感あふれる歌声、自身が手掛ける衣装やスタイリング、そして「夜」の情景が見事に調和。音楽・ファッション・ビジュアルを総合的に紡ぎ出す、彼女にしか作れない唯一無二の世界を生み出している。
1. 川後陽菜 & YONAKA Band | 銀河鉄道の夜に【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
前身ユニット時代に披露したソロ歌唱への大きな反響を受け、バンドバージョンとして再構築された一曲。「夜」をテーマにしたブランド『YONAKA』の核心たる美学が凝縮されている。
セカンドキャリアに悩んでいた時期の想いを重ねた「次の街へ行く」というメッセージは、未来が見えない暗闇の中で一歩を踏み出す背中をそっと押してくれる。感情をそのまま憑依させるようなヴォーカル表現が、深く胸を打つ楽曲だ。
2. 川後陽菜 & YONAKA Band | 君から涙がこぼれたら 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
突き放すような詩情と「まだ離したくない」という本心が交錯する、切なくも歪な優しさを孕んだ一曲。
疾走感あふれる軽快なサウンドに乗せて、可憐でありながら芯の通った歌声とビターな歌詞のギャップが秀逸なコントラストを描き出す。夜中に一人で耳を傾けたとき、胸の奥に眠る愛おしい誰かの存在が鮮やかに浮かび上がる深遠な仕上がりだ。
3. 川後陽菜が和田直希と共同で作詞した楽曲「YONAKA」
プロジェクトの原点であり、川後陽菜自身が初めて作詞に参加した記念すべき楽曲。
「巻き戻せなくて 告げる “サヨナラ”」のフレーズが象徴するように、去りゆく時間への決別の情感を描いている。重厚なミディアムテンポと静謐な余白に、余計な甘さを削ぎ落とした透明な歌声が溶け込み、「服を着るように夜を纏う」という本プロジェクトの美学を静かに提示している。
2026年11月には新曲のリリース、12月には過去最大規模となるワンマンライブを控えている川後陽菜 & YONAKA Band。その挑戦は音楽の枠組みにとどまらない。
スタイリストとして多くのアーティストと関わりながら、ブランドアイテムの拡充やバンドメンバーの衣装制作など、服と音を高度に融合させたクリエイティブを追求。さらに過去に絵本を出版した感性を活かし、絵の展示やセルフプロデュース写真集、ファッションショーの映像制作まで、表現の領域を際限なく広げていく構えだ。
「記事を見て気になってくださった方は、まずは、川後陽菜 & YONAKA Bandの公式SNSを覗いてくれたら嬉しいです。楽曲を切り取った縦動画(リール)が載っているので、この曲好きだな、と刺さるものを見つけて欲しいなと思っています!」
マルチクリエイターとして独自の「夜」を描き続ける彼女の未来には、どこまでも豊かな表現の可能性が広がっている。
【Release Information】
発売日:2026年11月4日(水)
タイトル:Meteor
初回生産限定盤 <LAND-0011>
JAN 4571517322115
価格:2,000円(税込)
通常盤 <LAND-0012> JAN 4571517322122
価格:1,300円(税込)
収録曲
1, 銀河鉄道、メテオ行き
2, 大人になんかなるもんか
3, 君から涙がこぼれたら
4, 雪解け
【Live Information】
■ 川後陽菜 & YONAKA Band One-man Live「The Meteor」
開催日: 2026年12月11日(金)
時間: 開場18:00 / 開演 19:00
会場:渋谷 チェルシーホテル (東京都渋谷区宇田川町4-7 トウセン宇田川ビルB1)
前売りチケット: ¥3,000(+1Drink)
[YONAKA Band Member]
橘 哲夫(Key)
和田 直希(Ba)
山中 綾華(Dr)