三重県出身のピアニスト、山路裕子(ヤマジ ユウコ)。
名古屋音楽大学・同大学院で学んだ彼女は、その後クロアチアのスプリットにて、K.ゲキチのマスタークラスを修了。
選抜ファイナルコンサートで一番トリを飾って現地クロアチアのメディアに取材を受けたりと、確かな実績を残した。
これまでに久良木ルリコ、北住淳、杉山哲雄、竹中勇記彦、金山正一、平尾はるなの各氏に師事し、
確かなバックグラウンドを持つ実力派として知られている。
2013年からは平尾はるなピアノアカデミー主催「マラソンコンサート」に毎年出演しており、
2014年からは自身のソロコンサート「Yuko's Room」を定期的に開催。
2019年からは斬新なアイドル型音楽家集団「GINZA 7th Sister's(銀座7thシスターズ)」に所属するなど、
クラシックピアニストの枠を超えて幅広い活動を展開している。
さらに、2015年度のミス四日市に選ばれ、2020年はミス日本酒ファイナリストに選出されるなど、音楽以外の面でも活躍中。
次世代の国内音楽シーンを支えるプレイヤーとして、今後ますます注目が集まる存在となっている。
・悲愴第2楽章*ベートーヴェン
ベートーヴェンの生誕250周年を記念して投稿されたのが「悲愴第2楽章」の演奏動画。
演奏はもちろん、アイドルとしても活躍する彼女の華やかな装いにも注目だ。
また、動画の最後ではクラシックピアニストとしてベートーヴェンについて解説するトークもあり、
クラシック初心者も親しめる動画となっている。
自身のYouTubeチャンネルでは他にもJ-POPやジャズなどさまざまな音楽の演奏動画を投稿しているという。
ぜひチェックしてみよう。
・【魅惑の演奏】マイハートウィルゴーオン(タイタニックテーマ)【銀座7thシスターズ】
映画「タイタニック」のテーマソングとして誰もが一度は聴いたことがある「マイハートウィルゴーオン」。
それを音楽家集団・銀座7thシスターズの一員として演奏したこの動画でも、
ピアニストとしての山路裕子の実力が発揮されている。
この曲以外にも複数の楽曲が演奏されており、
それぞれについて豆知識や自身の思い出が語られているので、あわせて楽しもう。
・Yuko's Room*月の光(C.ドビュッシー)オペラシティリサイタルホール
こちらも多くの人が一度はメロディを聴いたことがあるであろう、ドビュッシーの「月の光」。
その演奏動画では、オペラシティリサイタルホールの荘厳な雰囲気や彼女の衣装、佇まいも合わさって、
クラシックピアニストとしての山路裕子の真骨頂を感じさせてくれる。
ポップな演奏動画とはまた違った空気感を見せる彼女に注目だ。
今後は自身の音楽活動の軸となっているソロコンサート
「Yuko's Room」の規模をグレードアップさせていきたいと語っている山路裕子。
いずれは屈指の大規模会場である、
東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル
で演奏したいと考えているそうだ。
独特の活動スタイルで着実に支持を広げる山路裕子のさらなる躍進から、目が離せない。
【リリース情報】
2021年5月23日『ピアノガール』リリース