福島県相馬市出身のピアノ弾き語りシンガーソングライター、ミノノサトエ。
技巧的かつドラマチックなピアノ、唯一無二の声が人の芯に触れる。
楽曲制作において大切にしているのは、具体的な情景を描くこと。
具体的であればあるほど、リアリティが高まると思っている。
冨樫森監督(代表作映画『おしん』)監修ブランデッドムービーへの楽曲提供や
株式会社SYプロモーションの企業PVへの楽曲提供、
さらには医療脱毛『GLOW clinic』のWeb CMに楽曲『ガール』を提供するなど、
現在は作詞作編曲だけではなく、楽曲提供・ピアノサポート・オケ制作など、多岐に渡って活動中。
新型コロナウイルスが流行しだしてからの1年は、より考える1年に。
そして「人間とのシンプルな関わりが大事になってきている」と感じ、その思いを胸に活動を展開している。
・ミノノサトエ「三分間避行」Official Music Video
1st mini Album『讃美両論』に収録されている楽曲『三分間避行』。
≪誰一人が愛について語らない そんな世界に三分だけ行ってみたい≫
≪誰一人が愛について語らない そんな世界は三分だけで充分だ≫と歌う1曲だ。
描かれる言葉たちは、ドラマのようでもあり、自分自身の身近な話でもある様に聞こえてくる。
柔らかく温かみの感じられるサウンド感と、感情の乗ったドラマチックな歌声によって
築き上げられる音世界においても、それは同様だ。
いずれにしても一つ間違いないのは、ドラマを見ている感覚で聴いたとしても、
自分自身に置き換えて聴いたとしても、心に確かな余韻を残すということ。
その余韻によって、何度も聴きたくなる。
・ミノノサトエ「背中合わせ」Official Music Video
≪あなたが苦しい時 むなしくて 切なくて 会いたいよ 何も言えないけれど 側にいさせて≫
と歌う1曲『背中合わせ』。
冒頭の包まれるようなコーラス同様、楽曲の中にある優しい包容力に、安らぐ。
胸にすっと入るようなメロディーラインと歌声が優しい上に、
≪泣いてもいいよ 泣かなくてもいい 歯を食いしばって 笑ってみてもいい 好きにしてよ ずっと味方だよ≫と、
何とも救われるような言葉たちを届けてくれるから、聴いていて泣きそうになる人も多いのではないだろうか。
そして気が付けば、満たされた気持ちになっているはずだ。
さらに「将来的にはメジャーに行き、たくさんの人に聞いてもらいたいというのもあるが、ずっと音楽が好きでいたい」
とも話してくれた。
彼女の音楽は、心に作用する音楽だ。
それが、映像と一緒になった時にさらに効力を増すのは、
これまでのMV作品や楽曲提供が証明しているといえるだろう。
だからこの先の作品展開も、楽しみでならない。
是非これからの作品もチェックしていっていただきたいミュージシャンの一人だ。
【リリース情報】
※現物はミノノサトエSHOP、デジタル音源をサブスクで販売中
https://linkco.re/e2DtfUHZ【ライブ情報】
場所:高円寺ウーハ
開場:19:00 開演:19:30