宮城県在住のシンガーソングライター、Liho。
2018年3月より活動をスタートすると、同年8月には1stミニアルバム『REFOREST』をリリース。
11月に行われたワンマンライブはチケットソールドアウトを記録するなど、熱い注目を集めた。
翌2019年2月にも2ndミニアルバム『all you need is flowers』を発表し、11月からは初の全国ツアー『Nice to meet you.』を開催。
2021年も、4月に3rdミニアルバム『空と歌えば』をリリース。
10月にも初の全曲弾き語りアルバム『ひみつのはなし』を発信するなど、精力的に活動を展開し続けている。
・Liho / ひみつのはなし [lyric video]
10月リリースの弾き語りアルバム『ひみつのはなし』の表題曲。
「アルバムのスタート当初は楽曲制作がスムーズに行かず、果たして本当に完成できるのかという不安もあった。そのため、今までの楽曲の弾き語りバージョンも混ぜての発表も視野に入れていたが、悩みながらも曲を書き、結果として全編新曲のアルバムとなった」と続けてくれた。
この楽曲『ひみつのはなし』は、「その中でもかなり長い時間を要した楽曲であり、これが完成したことにより、まずジグソーパズルの真ん中のピースが埋まったような感覚で、他の曲の筆も進んだ」とのこと。彼女にとっては一つの、前に進むきっかけをくれた楽曲だ。
柔らかくて温かく、そして親しみを感じる声の温度感。アコースティックギターの丸みを帯びた音色。それは優しく心に触れる。
きっとその空気感に、心が穏やかになるという人も多いのではないだろうか。
・【勝手にベガルタ仙台応援ソング】Liho / てっぺん [MV]
小学生の頃からベガルタ仙台が大好きだという彼女。
特に中学生の頃にはベガルタ仙台のJ1昇格などもあり、全選手のチャント（応援歌）も歌えるレベルのサポーターだったそう。
この楽曲『てっぺん』は、そんなベガルタ仙台の応援ソングだ。同曲が出来たきっかけは、ライブで行っている即興作曲パフォーマンス。
長年応援していたこともあり、驚くほどスムーズに楽曲ができたらしく、本人としても楽しかったため、その勢いのまま楽曲にしたとのこと。
バンド編成で熱量を感じる真っ直ぐなサウンド、そして描かれる言葉たちは、まさに“てっぺん”を目指す姿とリンクする。
そしてそれは何も、サッカーだけではなく人生に当てはめることも出来るだろう。
ベガルタやそのサポーターはもちろんのこと、日々を生きるすべての人が力をもらえる１曲だ。
・Liho / 都会の生活 [MV]
元々保育士をしていたLiho。
この楽曲『都会の生活』のAメロ部分は、２年前の保育士時代からあったという。
ただ、Bメロやサビに繋がる部分がなかなかしっくりこなかったため、ずっと寝かせていたそう。
≪生活する為働く この生き方君はどう思う？≫≪なんだかしっくりこないや 僕には向いてない≫と歌うこの楽曲もまた、日々を生きる誰かが力をもらえる曲だといえるだろう。
一人で抱えがちなもやもやを楽曲に消化してもらえるという人も少なくないはずだ。
この楽曲のMVには、仙台のインスタグラマーらむちゃん（https://www.instagram.com/ramchan_1117/）が出演。
是非、映像も合わせて楽しんでいただきたい作品となっている。
『都会の生活』は弾き語りアルバム『ひみつのはなし』に収録されている。
先のMVで聴くことが出来るのはバンドバージョンで、そのバンドバージョンも会場限定でCD発売しているとのことなので、是非会場でゲットしてみていただきたい。
またもちろん、アコースティックでありながら様々な曲調の楽曲があり、じっくりと聞き込むことが出来るアルバム『ひみつのはなし』も、必聴だ。
