地元福岡を中心に全国的に活動するアコースティックロックユニット、チキンナゲッツ。

Guitar & Vocal藤本成史、Guitar,Piano & Chorus村田仁志からなる。

2009年9月結成。


2016年には筑紫野市マスコットキャラクターつくしちゃんのテーマソング『つくしのロックンロール』をプロデュース。
2018年5月、2019年9月、藤本成史がヤフオクドーム(PayPayドーム)で開催されたソフトバンク×オリックス戦にて国歌独唱を担当。
2021年 福岡消費者センター消費者被害防止テーマソング「もうこれっきりん」を制作。


テレビ番組やラジオ番組のオープニングソングに楽曲が採用されたり、イベントのテーマソングとして起用されたりするなど、その音楽は様々なところで評価されている。

また2013年から社会活動として、イジメ問題をテーマにした楽曲『イカリヲアゲロ』とともに、福岡県内の学校を中心に講演を行っているというのも特徴の一つ。




・花束/チキンナゲッツ(MV)



「コロナ禍の中で改めて気付いた、日々の生活を支えてくれているエッセンシャルワーカーの方へ感謝の思いを込めて作った」と話す楽曲『花束』。


その言葉通りこの楽曲には、≪そう テレビの中 名前も知らないあなた その勇気に僕は救われていたんだ≫≪ありがとう 今日という日を支えてくれて≫と、真っ直ぐに感謝の思いが綴られている。そしてその思いは、言葉だけではなく歌声にも確かに宿っているのだ。温かくて柔らかいその歌声に、思わず目頭が熱くなる。


そして改めて、当たり前の日常を過ごすために尽力してくれているたくさんの人への感謝を抱く。



・イカリヲアゲロ/チキンナゲッツ



「約10年前の大津のいじめ事件から、音楽を通していじめについて考える一つの材料になればと思って作った楽曲」。

それがこの『イカリヲアゲロ』だ。


彼らはこの楽曲とともに、福岡県内の中学校や高校で公演・講演活動を行っている。

「この楽曲とともに一つでも多くのいじめを無くしたいと願いながら活動を続けています」と話してくれた。


力強いサウンドと歌声。そして≪沈黙の傍観者じゃダメだ≫と歌うその言葉は、きっと聴く者に勇気をくれる。

小さな、でもとても大きな一歩を踏み出す勇気をくれるはずだ。


・花/チキンナゲッツ



「結成当初に作った楽曲であり、今でもとても大事にしている」という楽曲『花』。

一言でいえば、光があることに気が付かせてくれる1曲だ。


どんなに落ちてしまう時でも、支えてくれる誰かがいたり、支えになってくれる何かがあったりするもの。そこに目を向ければ、人生はもっと豊かなものになるような気がする。その証拠にこの楽曲を聞いた後には、心がほっこりとし、どこか満たされたような気持ちになれる。


心が弱ってしまっている時、周りが見えなくなってしまっていると感じた時、是非聞いていただきたい1曲だ。




「今年は全国の皆様に音楽を届けられるようなツアーができたらと考えている。さらに、新たな制作にも取り組んでいこうと思っている」という彼ら。
この2022年の彼らの活動にも、注目しておいて損はないだろう。
言葉一つ一つが深く刺さるその温かい音楽に、是非この1年も触れていっていただきたい。